外壁「サイディング」とは何か?種類・特徴・価格等の徹底解説

マイホームのことでよく耳にする「サイディング」という言葉。

実際「サイディング」とは何のことなのか、詳しくご存じない方も多いのではないでしょうか?

Q 「サイディング」はよく耳にしますが詳しく知ってるか?というとあまり詳しくは知らないです。教えていただけますか?

A はい。今回は「サイディング」について詳しくお伝えしたいと思います。

なぜ?マイホームの外壁として「サイディング」が使われているのか?
種類や特徴・メンテナンスについてお伝えしたいと思います。
 
 
こちらの記事では「サイディング」とは何か?を詳しく知っていただけたらと思います。
これから外壁リフォームを検討されている方・外壁の張替え等をご検討されている方は是非ご参考にされてください。
 

今回は「外壁「サイディング」とは何か?種類・特徴・価格等の徹底解説」について下記内容を詳しく説明したいと思います。

・サイディングとは何か?ついて
・サイディングの種類・特徴・耐用年数・価格について
・サイディングのデザインについて
・サイディングのメンテナンスについて
・外壁塗装の優良業者選び方
・一網工業株式会社ならできること
 
 

サイディングとは何か?

マイホームで「サイディング」と言えば、外壁材の一つになります。
近年では「サイディング」が主流の外壁材になっています。
 
北欧生まれで、ヨーロッパの建築に多く使われてきたそうです。
 

「サイディング」は、セメントに木質系の繊維を混ぜて形成、ボード状に加工したものです。

建物の骨格に「サイディング」を張り付けていき、ボードのつなぎ目はコーキング材(シーリング材)で隙間を埋めていきます。
 
コーキング材は建物の防水性(建物の内部に雨水が入らないようにする)気密性を保持するためのものです。コーキング材が劣化して建物の内部に水が入り込むと雨漏りの原因になったり、建物自体の劣化を加速化させることになります。
 
 

※コーキング材(シーリング材)ついて詳しくはこちらの記事をご覧ください

 

費用が安い

「サイディング」は、モルタルよりも手間が少ないため工事期間も短縮でき、事前に必要な量も正確にわかるため見積もりから変わらない値段で施工することが出来ます。また職人さんの腕もあまり必要としないので、モルタルよりも安く済むことが多いと言われています。

また「サイディング」は耐水際(耐候性)があるため、モルタルより耐用年数が長く経年劣化がしにくいです。

 

モルタル壁との違い

モルタルとは、砂とセメントを混ぜ合わせてペースト状に作った外壁材です。

モルタルを家の壁全体に塗って仕上げたのが、モルタル壁と言います。

つなぎ目があるのは「サイディング」ですが、つなぎ目がないシームレスな感じに仕上げたい場合はモルタル壁の方をお勧めいたします。

 

 

 

サイディングの種類・特徴・耐用年数・価格について

「サイディング」には4種類があります。

種類によって特徴や耐用年数も変わってきますのでそれぞれご説明させていただきます。

 

窯業系サイディング

サイディングの中で最も多く、約80%をしめているのが「窯業系サイディング」です。

窯業系サイディングは、セメント質と繊維質が主な原料です。
セメント質を使用しているため衝撃や火に強く耐久性があります。
 

また蓄熱しやすいという特徴もあるため、夏場を快適に過ごすためには遮熱塗料などでメンテナンスすることをお勧めいたします。

デザインも、レンガ風や石調など幅が広く人気です。

触れたときに白い粉が手につく(チョーキング現象)が塗り替えのサインでもあります。

*チョーキング現象についてはこちらの記事をご覧ください

 

耐用年数

7~10年

 

価格 単価(1㎡)

3500~5000円

 

 

金属系サイディング

金属系サイディングは、全体の約11%で使用されています。

耐水性に特に優れており、軽量で施工しやすいことやひび割れの心配がなく、裏打材には断熱材が使われているため断熱性もあることが特徴です。
また金属でできているためメンテンナンス頻度が少ないのも特徴です。
 

重量が窯業系の約1/2・モルタルの約1/10と非常に軽く、建物への負担を最小限に抑えることができます。

スチール系

耐久性が高く、風の強い地域で需要があります。
7~10年おきに塗り替えが必要です。

ステンレス系

素材が高価であるデメリットはありますが、耐久性がとても高いです。

アルミ系

錆びにくく、軽く・柔らかいので施工がしやすいのが特徴です。

*金属サイディングについて詳しくはこちらの記事をご覧ください

メンテナンス頻度

10~15年

 

価格 単価(1㎡)

4000~6000円

 

 

木質系サイディング

木質系サイディングは、天然の木などの表面に塗装をほどこしたものです。天然素材の為デザインに風合いも加わり、経年による木材の色の変化も楽しめます。

「木質系サイディング」は木材を使用していますが不燃処理を施すことで耐火性・耐久性もあり、断熱性に優れており木材を使用しているため自然と調和し見た目の温もりを感じられるところがメリットです。

メンテナンス頻度

7~10年

 

単価(1㎡)

6000~8000円

 
 

樹脂系サイディング

樹脂系サイディングとは、北米地方で生まれた寒冷地方に向いている塩化ビニール樹脂のサイディングです。

「樹脂系サイディング」は、弾力性に優れ衝撃に強く・耐火性もあり軽量で撥水性に優れているので雨漏りの心配がほとんどありません。
顔料が練りこまれているため、再塗装が不要です。
また、破損した時には、破損部分のみだけの張替えが出来るのが特徴です。

ですが日本ではあまり実績がなく、適切な施工をできる業者が限られています。適切な工事をしてくれる優良な業者に依頼をお勧めするこをお勧めいたします。

 

 
メンテナンス頻度

30年~

 

単価(1㎡)

7000~9000円

 

 

 

サイディングのデザインについて

サイディングは、デザイン性も優れていています。

豊富なカラーで、白系・黒系・グレー系・茶系・ベージュ系などあります。
また柄も豊富で、石積調・タイル調・レンガ調・木目調・塗り壁調などあります。

 

マイホームをどういった雰囲気に仕上げたいか?自分好みに仕上げることも可能です。

お勧めの戸建てデザイン集「お洒落な外観デザイン」をご覧ください

 

 

サイディングのメンテナンスについて

サイディングのメンテナンスをすることは、マイホームに長く済むために必要でもあり、家を守ることに繋がります。

サイディングには定期的なメンテナンスが必要です。

定期的なメンテナンスには後悔しないためにも優良な業者選びをすることをお勧めいたします。

 

適切なメンテナンス方法についてはこちら記事とこちらの記事をご覧ください

 

 

外壁塗装の優良業者選び方

ハウスメーカーによるリフォーム

できるだけ信頼のおける業者を選びたいものです。

業者を選ぶポイント3点

 ・許可や資格のある業者
 ・質問に的確に答えてくれる業者
 ・見積もりの詳細が明確な業者

最近の外壁塗装業者は保証をつける業者も増えています。ですが中には悪徳業者もいて保証期間内に会社をつぶす業者もいます。そのため、保証の有無だけで業者を選ぶのは危険です。

しかしながら、信頼のおける業者であれば保証がついているとさらに安心できるでしょう。

外壁も屋根も年数が経てば補修は必要なので、外壁や屋根に現れる塗り替えのタイミングを見逃さないようにして良い業者を選択してください

また、未熟な業者に依頼すると外壁塗装がきちんとできていなく1年で塗膜がはがれるしまう可能性もあったり、悪質業者に依頼してしまうと手抜き工事などで3年もたないこともあます。

外壁塗装の耐用年数は会社によって決まると言ってもよいほど、業者選びはとても重要なのです。

 

Q どうやって優良業者を探せばいいのですか?

A 以下の方法を試せば優良業者を探しやすくなります

 ・事前診断をしっかりしてくれる
 ・スケジュール管理がしっかりしている
 ・納得できる見積もりをつくってくれる
 ・保証について
 ・ご近所への挨拶周り

 事前診断をしっかりしてくれる

外壁塗装をする際には、外壁がどのくらい劣化しているかを調べる必要があります。

そして今どのような状態にあるのか撮影した写真や動画などで状態の説明をしてくれないかったり、適当な回答しかしてくれない場合は、注意してください。

なぜなら、実際に診断をしていない可能性があるからです。

必ず診断の結果に納得がいくまで質問して、すべての回答にしっかりと答えてくれる業者を選びましょう。

また資格を有していない営業マンなどが外壁を確認して、誰にでもわかるようなひび割れやカビなどを見せ、診断を行ったかのように説明する場合もありますので注意してください。

外壁塗装は、依頼する業者が資格を持っている専門家であること確認することが重要です。

 

スケジュール管理がしっかりしている

外壁塗装にかかる時間としては、天気や気候などにも影響されますが大体1週間から4週間程度見ておく必要があります。

極端に作業日数が短い場合には注意が必要です。なぜなら、高圧洗浄作業や、十分な乾燥作業を行わないことも考えられるからです。

しっかりと丁寧な作業を適切な期間で行ってくれる業者を選びましょう。

 

納得できる見積もりをつくってくれる

見積もりを頼む際、何社かに依頼をするケースもよくあります。

見積もりを確認する際には、内訳が詳細に記載されているかを確認する必要があります。外壁塗装工事一式などのように、すべての工程・材料にかかる費用をまとめて記載している業者には、注意が必要です。

低価格だからという理由だけで業者を選ぶと、追加工程の費用を請求されるなどのトラブルにつながりかねません。

使用する塗料や、材料の記載などがしっかりされているかを事前にチェックすることが大切です。

 

保証について

すべての作業が完了した後の保証について、気になる点が見つかった場合や、アフターフォローをどの程度まで対応してくれるのか確認しましょう。

保証してくれる範囲については、業者によってさまざまです。

外壁塗装は、安い買い物ではありません。しっかり保証内容に目を通して、気になる点があれば納得できるまで質問しましょう。

よくある保証についてのトラブルとして、口約束のみで保証書をもらっていなかったケースや、保証書の内容をしっかり確認していなかったがために修理してほしい箇所が保証対象外だったケース、保証してくれていた業者が廃業してしまったケースなどがあります。

業者の廃業は避けられないことですが、その場合「第三者保証」という依頼した業者が廃業しても他の業者へ保証を依頼できるものもあります。

よくあるトラブルにも備え、事前に保証についてしっかりとお話ししておきましょう。

 

ご近所への挨拶周り

外壁塗装では、足場を組み立てたり、高圧洗浄機を使用したりするので大きな音を立ててしまいます。

工事中は、塗装業者の車が家の周辺に長い間駐車することになるので、そのことを迷惑に感じるご近所様とトラブルに発展してしまうことも少なくありません。

そこで外壁塗装に入る前に、必ずご迷惑をおかけすることをご近所様へお伝えするため、挨拶周りを一緒に行ってくれる業者を選びましょう。

工事の日程や、ご迷惑おかけしてしまうかもしれない点などを丁寧に説明してくれるかもポイントです。また予想外に日程が長引く場合は、事前に連絡することも必要です。

 

 

一網工業ならできること

今回の記事では、「外壁「サイディング」とは何か?種類・特徴・価格等の徹底解説」ついてご紹介してきました。

「一生に一度の大きな買い物」の大切な家です。
快適に末永く暮らしていけるよう、定期的にメンテナンスをしていくことが大切になってきます。
外壁も屋根も見た目が悪いと悪印象を与えてしまいます。
また、見た目はもちろん、雨漏りやひび割れは放っておくと深刻なダメージを受けるので補修は必要です。

もし外壁塗装や屋根の補修の業者選びで迷ったときには、ぜひ「一網工業株式会社」にご相談ください。

「一網工業株式会社」は外壁塗装の専門店として、お客様が安心してご依頼をいただけるよう、ニーズに合った外壁塗装をご提案いたします。

外壁塗装でお困りの際は、お気軽にご相談ください。