家の外壁の種類とお勧め~メンテナンスまでの情報公開

外壁のリフォームなどを検討する際、どれを選んだらよいのか? 自分の求める外壁は何か?など、解らないことだらけで不安ではないでしょうか?

外壁リフォームは一生のうちに何度もするものでもないですし、費用もかなり掛かります。

後から失敗したと後悔しないためにも、外壁のことを知っておくことが成功のカギとなります。

 

 沢山ある外壁。自分に合っている外壁はどうしたら知ることができるでしょうか?

A はい、安心してください。

  外壁の種類とお勧めなど詳しく説明していきたいと思います。

 

今回は「家の外壁の種類とお勧め~メンテナンスまでの情報公開」について下記内容を詳しく説明したいと思います。

・人気の外壁について
・外壁の種類とメリットデメリットについて
・外壁選びのポイントについて
          ~自分に合っている外壁を見つけましょう~
・外壁のメンテナンスやタイミングついて
・外壁を長持ちさせるための対策について
・外壁塗装の優良業者選び方
・一網工業株式会社ならできること
 
 

人気の外壁はなにか?

今現在よく使われている外壁を上位より紹介したいと思います。

 

窯業系サイディング

よく見かけるこちらの外壁は、今現在全体の80%近くの家に使われいます。

コストパフォーマンスにも優れており№1の外壁です。

メンテナンス周期

7~10年

 

 

金属系サイディング

こちらの外壁は全体の約11%で使用されており、たまに見かけることと思います。

次のメンテナンスまでの期間が長く、ひび割れや凍結などの心配がない耐久性に優れている外壁です。

 

メンテナンス周期

10~15年

 

 

モルタル

一昔前では主流でありましたモルタルですが、今現在では全体の約6%で使用されています。

外壁の中では最も価格が安く、デザインの自由がきく外壁です。

メンテナンス周期

5~10年

 

 

 外壁の種類とメリットデメリットは?

外壁の役割は建物を紫外線や雨風などから守ることです。

そして一番の目的は雨などから建物を守る「防水性」にあります。
 
その他、美観・耐震・断熱・遮音・耐火など、建物を守る重要な機能があるという事も覚えておきましょう。

 

 デザインも良く、耐久性も良いなど全ての機能がある外壁材はありますか?

A 残念ながら、全てを兼ね備えた外壁材はありません。 

 

外壁材の種類によって性能などが異なってくるため、どんな目的で何を基準にして外壁材を選ぶのが良いのか?など、自分に合った外壁材を選ぶことが大切になってきます。

外壁材の主な種類とメリットデメリットをお伝えしたいと思います。

またサイディングとは板状の外壁材の総称で、工場生産のため品質が安定しています。

 

 

窯業系サイディング

総合 NO.1

「窯業系サイディング」は繊維質やセメント質などの原料を板状に形成したものです。

今現在、全体の80%近くの家に使用されており「窯業系サイディング」は、デザイン・機能・コストパフォーマンスに優れており施工も簡単に行えることがメリットです。

また他の外壁材と比較しても総合的に優れておりデザインが豊富でコストパフォーマンスが高いことなどが人気の理由と言えます。

ですが外壁の機能を維持するためには定期的なメンテナンスが必要となってきます。
外壁塗装とコーキング材の経年劣化があることがデメリットになります。
 
サイディングに劣化の兆候が見られなくてもサイディングの隙間を埋めるコーキング材に劣化が見られた場合はメンテナンスが必要になってきます。
コーキング材に「変色・ひび割れ・剥離」などの症状がないか定期的に点検することをお勧めいたします。
 
コーキング材の劣化について詳しくはこちらをご覧ください。
サイディング材の劣化について詳しくはこちらをご覧ください。
 
メンテナンス頻度

7~10年

 

単価(1㎡)

3500~5000円

 

 

金属系サイディング

耐水性 NO.1

「金属サイディング」は金属板を成形・加工してから柄をつけ、断熱材を裏打ちした外壁材です。

全体の約11%で使用されている「金属サイディング」は耐水性に特に優れており、軽量で施工しやすいことやひび割れの心配がなくメンテナンスの周期が長いことがメリットになります。

ですが表面の金属の種類によって耐久性やコストパフォーマンスに大きな差が出てしまいます。

また海沿いなどでは塩害・錆など注意が必要で、コーキング材の劣化によるメンテナンスが必要になってきます。錆びやすい・傷が付きやすいことがデメリットになります。

 

メンテナンス頻度

10~15年

 

単価(1㎡)

4000~6000円

 

樹脂系サイディング

耐久性・耐候性 NO.1

「樹脂系サイディング」は塩化ビニール樹脂が使用されており、重量が非常に軽量で窯業系サイディングの10/1ほどの重さになります。

「樹脂系サイディング」は耐候性・耐久性に優れており寒さや酸性雨にも強く、ひび割れしにくいことがメリットです。
また他のサイディングと違うオープンジョイント工法が採用されているためつなぎ目のコーキング材がないこと、再塗装自体が不要なのでメンテナンス性が高いことが最大の特徴になります。
 
ですが樹脂系のため耐火性がなく、単色でデザイン性が少ないことや初期設置費用が高いことがデメリットになります。
 
 
メンテナンス頻度

10~20年

 

単価(1㎡)

7000~9000円

 

 

木質系サイディング

自然との調和 NO1

「木質系サイディング」は素材に無垢の木材を使用したサイディングですが、多くには表面に塗装が施されています。
 
「木質系サイディング」は木材を使用していますが不燃処理を施すことで耐火性・耐久性もあり、断熱性に優れており木材を使用しているため自然と調和し見た目の温もりを感じられるところがメリットです。
 
木材を使用してしているため水に弱いため腐食や変色などしやすいため塗膜が劣化する前に定期的に塗装が必要になるため、メンテナンス費用が多くかかることがデメリットになります。
 
メンテナンス頻度

7~10年

 

単価(1㎡)

6000~8000円

 
 

モルタル

個性的なデザイン性 NO1

一昔前では主流でありました「モルタル」は、セメント・砂・水を混ぜたものです。

「モルタル」にはつなぎ目がないのでデザインの自由度が高く、どんな形状の外壁にも対応でき、防火性も高いことろがメリットです。
仕上げの工法によって外壁に多彩な表現が出来ることが大きな特徴になります。
 
窯業系サイディングのように工場で形成していないため、職人の手作業による施工になるため左官工や塗装工の腕により仕上げや耐久性に大きな差が出てしまいます。
腕のある優良な外壁塗装業者に依頼することをお勧めいたします。
 

モルタルの工法種類のご紹介

リシン仕上げ

ツブツブ・ザラザラした表面でつや消しのようで自然な風合いが特徴になります。

安価な塗料を使用されることが多いため塗装業者に塗料の種類の確認はした方が良いでしょう。

リシン仕上げにはいくつか種類があり「リシン掻き落とし仕上げは外壁にこまかく砕いた石などを混ぜたモルタルを塗りモルタルが硬化する前にひっかいて粗い表面に仕上げる工法などもあります。

その他、砂や細かく砕いた石に樹脂やセメントと着色料などを混ぜてから吹き付ける工法もあります。

 

 

スタッコ仕上げ

スタッコ仕上げは、リシン仕上げより厚めに仕上がるため高級感や重量感があります。
砂や石・セメントなどをを混ぜ合わせ、吹き付けやコテ・ローラーなどで仕上げる工法です。
 

耐久性に優れていて価格も安いのがメリットです。

ですが表面がデコボコ・ザラザラしているため、汚れが付きやすいのがデメリットです。

 

吹き付けタイル仕上げ

吹き付けタイル仕上げは樹脂と軽量骨材などの材料を混ぜ合わせ、タイルガンという工具で吹き付ける工法です。

高級感あふれる外壁に仕上がることがメリットです。
 
ですが使用する樹脂の種類により耐用年数が変わってしまうことがデメリットなりますので、塗装業者に塗料の確認はした方が良いでしょう。
 
 

左官仕上げ

 
 
コテを使用して仕上げる工法です。
 
綺麗に表現して仕上げるためには職人の熟練した技術が必要になってきます。
左官工の日本らしい表現で素晴らしい個性的な外壁になるところがメリットです。
 
職人の手作業による施工になるため、左官工や塗装工の腕により仕上げや耐久性に大きな差が出てしまうことがデメリットになります。
 
腕のある優良な外壁塗装業者に依頼することをお勧めいたします。
 
 
 

ジョリパッド仕上げ

ジョリパッド仕上げは、塗料と砂を混ぜ合わせた砂壁状の塗料でモルタルの上から塗装する工法です。

仕上げ方法が豊富でカラーバリエーションもあり個性のある外壁になることがメリットです。

ですが表面にデコボコがあるので汚れが付きやすいことがデメリットになります。

 

 
 
「モルタル」自体の耐用年数は30年以上あるといわれいますが、長く機能を守るためには定期的なメンテナンスが必要になってきます。
 
「モルタル」の最大のデメリットはひび割れです。
 
ひび割れが発生してしまうと雨水が浸入し建物の構造部分の腐食や雨漏りなどの原因になってしまいますので補修が必要になってきます。

他にもチョーキング現象や塗装の剥がれなど劣化現象が起こります。

また使用する塗装種類や仕上げ方法などや立地条件などからカビや汚れが付きやすくなるなど、家の外観が悪くなるだけではなくモルタルの耐久性も損ねてしまうこともあるので注意が必要です。

これらの症状が出るのを防ぐためにも、定期的なメンテナンスが必要です。

また「モルタル」にチョーキング現象やひび・剥がれ・コケなどが見られたらすぐに専門家に相談することをお勧めいたします。

 *チョーキング現象についてはこちらをご覧ください。

 

メンテナンス頻度

5~10年

 

単価(1㎡)

1500~4000円

 

 

タイル

耐久性 NO1

「タイル」とは粘土を主成分とした原料を板状にして焼き固めたものを言います。

「タイル」は固く傷が付きにくく、紫外線による変色などの経年劣化がほとんどなく、最も耐久性に優れている・メンテナンス頻度が低いところがメリットです。「タイル」は吸水しないため雨の影響を受けにくく、汚れも付きにくくとても優秀なのです。

優良業者に施工してもらえばタイル自体は20~30年の耐久性があります。ですがタイルがいくら耐久性があってもタイルの目地やコーキングの劣化がありますので定期的な点検とメンテナンスは必要となってきます。

「タイル」には、くぼみを残した「深目地」とタイル表面目で埋めた目地の2種類の目地があります。
特に「深目地」は雨水が滞留しやすく外壁下地にまで湿気が届いてしまうため劣化が早くなってしまうため「深目地」が使用されている場合は定期的に点検・メンテナンスを行いましょう。
タイルは目地のコーキングの劣化がデメリットになります。
 

その他「タイルの剥がれ」や「タイルの浮き」に注意が必要です。施工不良やコーキングの劣化などでタイルの裏側に水が浸入してしまうために発生する症状です。定期的に点検やメンテナンスは必要です。

メンテナンスは頻度は低めですが、期設置費用が他の外壁より高いのもデメリットになります。

 

メンテナンス頻度

10~15年

 

単価(1㎡)

7000~9000円

 

 

ALC

耐火性・断熱性・遮音性 NO1

「ALC」とは、軽量の気泡コンリートパネルのことで、石灰質・ケイ酸質・アルミニウム粉末が主原料でできています。重量はコンクリートの1/4ほどです。

「ALC」は水に浮くほど軽いのが特徴で、建物に負担を与えませんので大きい建物やマンション等に使用されていることが多いです。また断熱性・耐火性にすぐれていることがメリットです。

「ALC」は多孔構造のため防水性がほとんどないことがデメリットになります。

防水性がないため水や湿気を吸いやすいため防水性のある塗料で仕上げることになります。もし防水性のない塗料で仕上げてしまうと、水を吸収してしまい内部から外壁が壊れてしまいます。「ALC」の仕上げの塗料には必ず防水性・耐候性の高い塗料を使用しましう。

メンテナンスは頻度は低めですが、期設置費用が他の外壁より高いこともデメリットになります。

「ALC」のパネルにはつなぎ目がありますので、コーキングの劣化が原因で雨漏りをしてしまいます。また「ALC」パネルの防水性を維持するためにも定期的に塗料塗布・コーキングのメンテナンスが必要になってきます。

メンテナンス頻度

10~15年

 

単価(1㎡)

7000~15000円

 

 

外壁選びのポイントは?~自分に合っている外壁を見つけましょう~

沢山の種類がある外壁ですが、迷ってしまう方も少なくありません。

 

 自分に合っている外壁をどうしたらきめることができるでしょうか

A はい。ご自分が外壁に対して何を求めているか?がポイントになってきます。

 

外壁の色や柄・種類は、家の印象を大きく左右しますので、後悔の無いように選ぶことをお勧めいたします。

 

具体的な例で説明しますと…
・家の全体な色や柄・素材などで、こんな家が良いなというイメージがある
・家を建てる時の費用を抑えたい
・家を建てる時にお金は多少高くても、メンテナンス頻度が少ないものが良い
・特にこだわりなどはない、よく解らない
 

など自分がまず家建てる時に重視しているポイントを見つけておくと、選ぶ外壁の種類も絞られてきます。

外壁の印象
・窯業系サイディング…デザインや色も豊富で和風・洋風など自由に組み合わせが出来る
・金属サイディング…スタイリッシュな印象でスッキリした印象がある
・モルタル…仕上げ方法で個性的・高級感・重量感がある
・タイル…外壁の中では一番に高級感が感じられる
・ALC…デザイン性・個性などがあまりない

 

 

「家の全体な色や柄・素材などで、こんな家が良いなというイメージがある」場合は…

まずは色や柄も豊富な「窯業系サイディング」から自分のイメージにあうものを探してみましょう。

柄で個性的な家にしたい場合は「モルタル」も検討してみて下さい。

 

「家を建てる時の費用を抑えたい」場合は…

一番単価の低い「モルタル」でしっくりくるものがあるかどうか探してみましょう。

 

「家を建てる時にお金は多少高くても、メンテナンス頻度が少ないものが良い」場合…

初期設置費用は高めですが「タイル」や「樹脂系サイディング」でイメージに合うものがあるかどうか探してみましょう。

 

「特にこだわりなどはない、よく解らない」場合…

今現在多く使用されている「窯業系サイディング」は色や柄も豊富なので、まずは窯業系サイディングから検討されるのが良いと思います。

 

 

 外壁のメンテナンスやタイミングは?

住み始めて何年かしてくると気になってくる外壁のメンテナンス。
ですがよく解らない方も多いのではないでしょうか?
 

 外壁のメンテナンスやメンテナンスのタイミングについて教えていただけますか

A はい。メンテナンス方法やメンテナンスのタイミングについてご説明したいと思います。

 

チョーキング現象

チョーキング現象は外壁塗装の塗り替えを教えてくれるサインでもあります。

チョーキング現象が起きているのにそのまま放置してしまうと外壁の耐久性がなくなり、家の寿命を縮めてしまう可能性があります。

早目に対策を行うことで費用も抑えられるので、丁寧な点検と適切な塗り替えを行ってくれる外壁塗装業者へまずは相談してみましょう。

ですが外壁塗装の費用を抑えたいからとDIYで外壁塗装をするのはお勧めしません。

外壁塗装は劣化現象を確認して下地の処理も的確に行うことが大切になってきますので、正しい知識と技術力が必要になってきます。
チョーキング現象は劣化状態のはじめの段階といえますが、そのまま放置してしまうと劣化が進んでしまい多くの修繕費用もかかってしまうことになります。
外壁は知らないうちに劣化が進んでいる場合があるため、どのようなメンテナンスが適切な点検をして適切な判断をすることが重要です。
 

外壁のチョーキングについて詳しくはこちらの記事をご覧ください。

 

コーキングの劣化

外壁やコーキングは毎日紫外線を浴び、雨風に毎日さらされ日々劣化をしていきます。

外壁などの硬い素材とは違い、コーキングには弾性があるぶん劣化しやすいという特徴があります。

建物のを作るときには材料と材料の間にどうしても隙間が出来てしまいます。
その隙間をそのまま放置しておくと建物に雨水や異物が浸入してしまい、建物の重要な部分が腐食してしまったりカビが生えてしまったりしてしまいます。
そのために隙間を防ぐためにコーキングが必要になってきます。
 
コーキングの劣化は見た目で解りやすいため見つけやすいですし、定期的なメンテナンスが必要になる重要な部分となります。
コーキングに亀裂が入って硬くなり伸びがなくなると寿命となります。
亀裂から雨水が浸入してしまうことで、雨漏りの原因にや建物の腐食がはじまり大掛かりなリフォームが必要になってしまうこともありますので、日々の点検が必要な部分となります。
 
またコーキングのこの弾性が、地震などの揺れの緩衝材になってくれています。
建物の立地条件や気象条件などが重なることで劣化の進行状態が左右されます。
日当たりが良いところは劣化が早かったり、温暖さが少ない地域では劣化が少なかったりと、条件によって5年と寿命が早く来たり、10年と長く持ったりするので寿命の幅が広いのです。
 
新築から10年以上もコーキングのメンテナンスを行ってない場合は、なるべく早いうちに劣化が進んでいないか点検をし専門の業者にコーキングの打ち換えを依頼することをお勧めいたします。
 

*弾性とは…形の変化に対するもので力が加わったときに変形し、力がなくなると元に戻る性質のこと

外壁のコーキングについて詳しくはこちらの記事をご覧ください。

 

コケや雨だれなど

「コケ」は水が停滞する日の当たらないベランダの内側などの箇所・北側にコケが発生します。

塗装の防水機能が落ちている場合もあるので注意が必要です。

メンテナンスは外壁塗装にはまだ早い場合、プロによる高圧洗浄で汚れを落とす必要があります。

 

「雨だれ」は、雨が降りかかりかべをつたってそのまっま筋状の汚れとしてあとがついてしまったものです。

家の耐久性には影響はありませんが、美観を損ねてしまいます。
雨だれはこすっても簡単には落ちないため、再塗装の際には汚れが付きにくい塗料を使用することをお勧めいたします。

 

塗膜の浮きや剥がれ

塗膜の「浮きや剥がれ」は、経年劣化により塗膜の付着力が低下していることで起こります。

塗膜が素地から浮いたり剥がれている状態で、壁を保護する機能はなくなってしまっています。
剥がれた部分から雨水が浸入していくため、すぐにメンテンナスを行う必要があります。
 
 

 

大切な家に快適に住み続けるために一番大切なことは、外壁と屋根のメンテナンスです。

外壁と屋根は外気などから家を守る役割をしています。
日光や雨や風・台風などからも外壁と屋根は私たちを守ってくれています。
外壁と屋根は日々私たちを紫外線や雨風などから守っていますので、見た目ではよくわからなくてもダメージが少しずつ蓄積されていきます。
 
外壁と屋根の大切な役割は「耐水」です。
また外壁と屋根は雨や湿気を妨げ室内を保ってくれています。
少しでも長持ちさせるために資材には特別な塗料が施されています。ですがこれらの塗料も永久に持つわけではなく少しずつ劣化していってしまいます。そのため外壁と屋根は定期的にメンテナンスをしていく必要があるのです。
 

一般的に戸建ての木造の場合、新築から10年程度で外壁塗装や屋根塗装のメンテナンスが必要と言われています。

まずメンテナンスの期間ですが、家には耐用年数と耐久年数とありますがどちらを目安にするかではなく、使い方やそれぞれの部位によって劣化は異なってしまいます。

一つの目安として木造建築の場合は建築後10年でメンテナンスとして考えられていて、その後10年おきにメンテナンスしながらその年数に応じたメンテナンスをしていくことが必要になってきます。

家のメンテナンスについて詳しくはこちらの記事をご覧ください。

 

 

外壁を長持ちさせるための対策について

家の外壁の耐用年数を伸ばすにはいくつかのポイントがあります。

家の外壁の耐用年数を上げるには、いくつかのポイントを守らないと本来持つ耐久性を発揮することが出来なく数年で劣化してしまいます。

メンテナンス費用を上手に抑えるためにも「4つのポイント」を是非ご参考にされてください。

 

耐用年数が長い材料を選ぶ

家の外壁の耐用年数を伸ばすには、まず耐用年数が長い材料を選ぶことが大切になってきます。
 ですが耐用年数は、適切な施工が出来る業者に依頼した場合の年数です。
施工が未熟な業者に依頼した場合などは耐用年数は短くなる場合があります。
 
また外壁塗装で耐用年数が長い塗料を選ぶことで、次のメンテナンスまでの期間を長くすることもできます。
 
*詳しくはこちらの記事をご覧ください。
 

定期的にメンテナンスを行うこと

家はつねに劣化していきます。そのため、家を長く持たせるためには管理が必須です。

家の状態を維持するためには、お金も手間もかかります。
日ごろから自分で点検補修をすることで維持費を抑えられます。
自分でなかなかできない所は業者に依頼するなどして、危険な目にあわないようにしましょう。
 

DIYしない

外壁塗装を「費用を抑えるため」や「簡単にできるだろう」と思いDIYで行ってしまうと、かえって耐用年数が短くなってしまうことにつながります。

外壁塗装は国家資格がある高度な技術や知識を必要とする工事です。

インターネットなどでの情報で簡単そうだからとDIYをして、雨漏りしてしまったり塗装がすぐにはがれてしまったり、部分的な塗装で見た目も綺麗ではなく、色々なトラブルを起こすことになりかねません。

ただ塗れば良いという工事ではありませんので、外壁塗装はDIYで行うことはやめた方が良いのです。

 

優良業者を選ぶ 

いくら耐用年数が長い塗料を選んでも、外壁塗装をする技術が足りなければ1年もせず塗装がはがれてしまうこともあります。

実績に優れた業者選びをすることで外壁塗装の耐用年数を最大に伸ばすことが出来ます。

 

*外壁を長持ちさせるための対策について詳しくはこちらの記事をご覧ください。

 

 

大切なのは優良な外壁塗装専門店に依頼すること?

ハウスメーカーによるリフォーム

できるだけ信頼のおける業者を選びたいものです。

業者を選ぶポイント3点

 ・許可や資格のある業者
 ・質問に的確に答えてくれる業者
 ・見積もりの詳細が明確な業者
 

最近の外壁塗装業者は保証をつける業者も増えています。ですが中には悪徳業者もいて保証期間内に会社をつぶす業者もいます。そのため、保証の有無だけで業者を選ぶのは危険です。

しかしながら、信頼のおける業者であれば保証がついているとさらに安心できるでしょう。

外壁も屋根も年数が経てば補修は必要なので、外壁や屋根に現れる塗り替えのタイミングを見逃さないようにして良い業者を選択してください

また、未熟な業者に依頼すると外壁塗装がきちんとできていなく1年で塗膜がはがれるしまう可能性もあったり、悪質業者に依頼してしまうと手抜き工事などで3年もたないこともあます。

外壁塗装の耐用年数は会社によって決まると言ってもよいほど、業者選びはとても重要なのです。

 

Q どうやって優良業者を探せばいいのですか?

A 以下の方法を試せば優良業者を探しやすくなります

 ・事前診断をしっかりしてくれる
 ・スケジュール管理がしっかりしている
 ・納得できる見積もりをつくってくれる
 ・保証について
 ・ご近所への挨拶周り
 

 事前診断をしっかりしてくれる

外壁塗装をする際には、外壁がどのくらい劣化しているかを調べる必要があります。

そして今どのような状態にあるのか撮影した写真や動画などで状態の説明をしてくれないかったり、適当な回答しかしてくれない場合は、注意してください。

なぜなら、実際に診断をしていない可能性があるからです。

必ず診断の結果に納得がいくまで質問して、すべての回答にしっかりと答えてくれる業者を選びましょう。

また資格を有していない営業マンなどが外壁を確認して、誰にでもわかるようなひび割れやカビなどを見せ、診断を行ったかのように説明する場合もありますので注意してください。

外壁塗装は、依頼する業者が資格を持っている専門家であること確認することが重要です。

 

スケジュール管理がしっかりしている

外壁塗装にかかる時間としては、天気や気候などにも影響されますが大体1週間から4週間程度見ておく必要があります。

極端に作業日数が短い場合には注意が必要です。なぜなら、高圧洗浄作業や、十分な乾燥作業を行わないことも考えられるからです。

しっかりと丁寧な作業を適切な期間で行ってくれる業者を選びましょう。

 

納得できる見積もりをつくってくれる

見積もりを頼む際、何社かに依頼をするケースもよくあります。

見積もりを確認する際には、内訳が詳細に記載されているかを確認する必要があります。外壁塗装工事一式などのように、すべての工程・材料にかかる費用をまとめて記載している業者には、注意が必要です。

低価格だからという理由だけで業者を選ぶと、追加工程の費用を請求されるなどのトラブルにつながりかねません。

使用する塗料や、材料の記載などがしっかりされているかを事前にチェックすることが大切です。

 

保証について

すべての作業が完了した後の保証について、気になる点が見つかった場合や、アフターフォローをどの程度まで対応してくれるのか確認しましょう。

保証してくれる範囲については、業者によってさまざまです。

外壁塗装は、安い買い物ではありません。しっかり保証内容に目を通して、気になる点があれば納得できるまで質問しましょう。

よくある保証についてのトラブルとして、口約束のみで保証書をもらっていなかったケースや、保証書の内容をしっかり確認していなかったがために修理してほしい箇所が保証対象外だったケース、保証してくれていた業者が廃業してしまったケースなどがあります。

業者の廃業は避けられないことですが、その場合「第三者保証」という依頼した業者が廃業しても他の業者へ保証を依頼できるものもあります。

よくあるトラブルにも備え、事前に保証についてしっかりとお話ししておきましょう。

 

ご近所への挨拶周り

外壁塗装では、足場を組み立てたり、高圧洗浄機を使用したりするので大きな音を立ててしまいます。

工事中は、塗装業者の車が家の周辺に長い間駐車することになるので、そのことを迷惑に感じるご近所様とトラブルに発展してしまうことも少なくありません。

そこで外壁塗装に入る前に、必ずご迷惑をおかけすることをご近所様へお伝えするため、挨拶周りを一緒に行ってくれる業者を選びましょう。

工事の日程や、ご迷惑おかけしてしまうかもしれない点などを丁寧に説明してくれるかもポイントです。また予想外に日程が長引く場合は、事前に連絡することも必要です。

 

 

一網工業ならできること

今回の記事では、「家の外壁の種類とお勧め・メンテナンスまでの情報公開」ついてご紹介してきました。

「一生に一度の大きな買い物」の大切な家です。ぜひご自身の理想に近い家を手に入れてください。
そして快適に末永く暮らしていけるよう、定期的にメンテナンスをしていくことが大切になってきます。
 
外壁も屋根も見た目が悪いと悪印象を与えてしまいます。
また、見た目はもちろん、雨漏りやひび割れは放っておくと深刻なダメージを受けるので補修は必要です。
 

もし外壁塗装や屋根の補修の業者選びで迷ったときには、ぜひ「一網工業株式会社」にご相談ください。

「一網工業株式会社」は外壁塗装の専門店として、お客様が安心してご依頼をいただけるよう、ニーズに合った外壁塗装をご提案いたします。

外壁塗装でお困りの際は、お気軽にご相談ください。