外壁材の種類を知り「適切なメンテナンス方法の見分け方」を解説

大切なマイホームのメンテナンス際、外壁の種類とお手入れ方法を知ることで適切なメンテンナンス方法が解ります。

Q  「外壁のお手入れ方法」よく解らないので知りたいです。

A マイホームの外壁の種類と適切なメンテンナンス方法を知ることで、快適に末永く暮らしていくことが出来ます。

 

こちらの記事では、これから外壁リフォームを検討されている方に外壁の塗り替えや張替えの際に気を付けることとは何か?をご参考にしていただけたらと思います。

今回は「外壁材の種類を知り「適切なメンテナンス方法の見分け方」を解説」について下記の内容を詳しく説明したいと思います。

・外壁材の種類と特徴について
・外壁材の見分け方について
・外壁リフォームで気を付けること
・外壁塗装の優良業者選び方
・一網工業株式会社ならできること
 
 

外壁材の種類と特徴について

現在の戸建て住宅に使われている外壁材で多いのは、窯業系サイディングが全体の70%を占めています。

2番目に多いのは一昔前主流だったモルタルで10%程、3番目は最近ちらほら見かけるようになった金属系サイディングが9%程、最後にALCが3%程です。
 
 外壁材を知ることで適切なメンテナンス方法が理解できると、外壁のメンテナンスの大切さもわかります。
マイホームに快適に住み続けるためにご参考にされてください。
 

窯業系サイディング

 
 

 

現在の一般的な戸建ての住宅に使用されている外壁の中で一番多い窯業系サイディングは、セメントに木質系の繊維を混ぜて形成、ボード状に加工したものです。

サイディングには、窯業系・金属系・木質系・樹脂系の種類があります。
最近ではインクジェットプリンターで塗装されているのもあり、より精密な色付けされいたり、厚みがあるものはおうとつも深くでき高級感も増します。
 
窯業系サイディングは色柄が豊富で、レンガ調やタイル調など、様々な色柄が多く揃っています。
また無塗装サイディングですと、自分の好きな色で塗装してもらうことも可能なためこだわりのある方にもにおすすめです。
 
窯業系サイディングは工場で作られるため品質が一定なので、職人の腕にあまり関係なく安定した仕上がりになります。

特徴

・外壁の中では比較的に価格が低い
・耐震性・耐候性・遮音性など優れている
・デザイン・色が豊富
・熱をため込みやすい
・防水機能がないため塗料での防水が必要
・つなぎ目のコーキング材(シーリング材)のメンテンナンスが必要
・8~10年程度で塗り替えが必要

 

 

モルタル壁

 吹き付けタイル仕上げ
吹き付け仕上げ
 
 
左官仕上げ
コテで模様をつける
 
 
リシン仕上げ
 砂粒を吹き付ける
 
モルタル壁とは、セメントと砂と水を加えて練ったものです。
継ぎ目がなく、すっきりとした外観にすることが出来ます。
 
モルタルは職人さんの手作業で塗装するため自由にデザインが出来、手作業ならではの温かみのある仕上がりにすることが可能です。

特徴

・つなぎ目のない暖かみのある外壁になる
・耐震性・耐火性・耐久性が高い
・防水性がなくひび割れしやすい
・施工する職人の技術が必要
・施工期間がかかる
・約10年でメンテナンスが必要
 
 
 

金属系サイディング

ガルバリウム鋼板・ステンレスなどの金属から作られた外壁材です。
 
金属の特性で塩害や経年劣化による錆びが発生する可能性があるので、定期的なメンテンナンスが必要です。
断熱材と一緒になったものも多く、雨風の音が響く・夏は暑くなるなど解消されてきているものも多い。
 

特徴

・軽量の為建物の負担が少ない
・耐震性に優れている
・傷が付きやすい
・塩害に弱い
・10~15年でメンテナンスが必要
 
 
 

ALC壁

 ACLとは「Autoclaved Light weight aerated Concrete」の略で
コンクリートに発泡剤を混ぜ、細かい気泡を含ませたコンクリートパネルです。
 軽量で有害物質も含まれてない環境にやさしい外壁材です。
 
・とても軽量である
・耐久性・耐火性・耐震性に優れている
・防水性が低いため塗装が必要
・つなぎ目のコーキング材(シーリング材)のメンテンナンスが必要
 
 

その他 タイルなど

タイル

 タイルは陶磁器製のため、劣化・変色・変質・耐水性・耐火性があり、お手入れしやすい特徴があります。
費用が高く施工できる職人さんも少ないです。
 

漆喰・土壁

漆喰・土壁は、蔵などでは多いですが、戸建ての家では少ないです。湿度の調整に優れているが防水性が低い。
現在施工できる職人さんもあまりいなく高価になりつつある。

 

木製サイディング

木製サイディングは、非常に硬く虫害にも強く加工した外壁材です。腐食にも強く、耐火性を備えたものあり非常に高価です。

 

樹脂系サイディング

 樹脂系サイディングは、ポリマー樹脂のサイディングで塗装が不要・耐用年数が30年以上・耐火性もあり軽量です。日本ではあまり馴染みがなくほとんど復旧していないです。
 
 
 

外壁材の見分け方について

戸建ての外壁材の種類は、見た目でも解ります。

種類ごとに見分け方をご紹介させていたしますので、外壁リフォームの際にご参考にされてください。

外壁によっては見分けがつきにくい場合もあります。
迷ったときは、プロに判断してもらうことをお勧めいたします。

 

窯業系サイディング壁の見分け方

窯業系サイディング壁の見分け方は、ボートとボートの境目があり境目にはコーキングがされています。

窯業系サイディングは縦の長さが3mと決まっているため、高さが3mの所に水平方向にボードのつなぎ目があります。

大きさ 横幅455mm・高さ3000mm・厚さ18mm

 

金属系サイディングの見分け方

金属サイディングの見分け方は、つなぎ目はあるのですがつなぎ目の露出を少なくする工夫がされていて目立ちません。

最近の金属サイディングの表面には、インクジェットプリンターでタイルなどの塗装がされているものがあります。

見た目は窯業系サイディング壁やACL壁と区別がつきにくいのですが、叩いた時の感覚や音が違います。

迷ったときは、プロに判断してもらうのが一番です。

 

 

モルタル壁の見分け方

モルタル壁の見分け方は、つなぎ目がないシームレスな外壁です。

また表面の仕上げは職人による手作業により綺麗に仕上げられています。

 

ALC壁の見分け方

ALC壁の見分け方は、サイディング壁と同じうようにつなぎ目がありコーキングされています。

サイディング壁との違いは、壁の厚さが2倍あるため窓が外壁より内側に取り付けられています。

大きさ 横幅300~600mm・厚さ35mm~

 

外壁リフォームで気を付けること

外壁のリフォームのをする際、「塗り替え」で良いのか?または「張替え」が必要なのか?で迷う方もいらっしゃると思います。

ご自宅の外壁が「通気工法」なのか「直張工法」なのかで気を付けることが違ってきます。
 
まずは外壁が「通気工法」なのか「直張工法」なのかを確認することをお勧めいたします。
 
 
詳しくはこちらをご覧ください
 

 

大切なのは優良な外壁塗装専門店に依頼すること?

ハウスメーカーによるリフォーム

できるだけ信頼のおける業者を選びたいものです。

業者を選ぶポイント3点
 ・許可や資格のある業者
 ・質問に的確に答えてくれる業者
 ・見積もりの詳細が明確な業者
 

最近の外壁塗装業者は保証をつける業者も増えています。ですが中には悪徳業者もいて保証期間内に会社をつぶす業者もいます。そのため、保証の有無だけで業者を選ぶのは危険です。

しかしながら、信頼のおける業者であれば保証がついているとさらに安心できるでしょう。

外壁も屋根も年数が経てば補修は必要なので、外壁や屋根に現れる塗り替えのタイミングを見逃さないようにして良い業者を選択してください

また、未熟な業者に依頼すると外壁塗装がきちんとできていなく1年で塗膜がはがれるしまう可能性もあったり、悪質業者に依頼してしまうと手抜き工事などで3年もたないこともあます。

折角、高い費用を払って毎日を暮らす住宅の外壁塗装をするのであれば悪徳業者ではなく、優良業者に依頼をしご自身が一番納得できる外壁塗装工事を行っていただきたいです。

ですので、以下で、質問形式で優良外壁塗装業者の選び方を記述を行います。

外壁塗装の耐用年数は会社によって決まると言ってもよいほど、業者選びはとても重要なのです。

 

Q どうやって優良業者を探せばいいのですか?

A 以下の方法を試せば優良業者を探しやすくなります

 ・事前診断をしっかりしてくれる
 ・スケジュール管理がしっかりしている
 ・納得できる見積もりをつくってくれる
 ・保証について
 ・ご近所への挨拶周り
 

 事前診断をしっかりしてくれる

外壁塗装をする際には、外壁がどのくらい劣化しているかを調べる必要があります。

そして今どのような状態にあるのか撮影した写真や動画などで状態の説明をしてくれないかったり、適当な回答しかしてくれない場合は、注意してください。

なぜなら、実際に診断をしていない可能性があるからです。

必ず診断の結果に納得がいくまで質問して、すべての回答にしっかりと答えてくれる業者を選びましょう。

また資格を有していない営業マンなどが外壁を確認して、誰にでもわかるようなひび割れやカビなどを見せ、診断を行ったかのように説明する場合もありますので注意してください。

外壁塗装は、依頼する業者が資格を持っている専門家であること確認することが重要です。

 

スケジュール管理がしっかりしている

外壁塗装にかかる時間としては、天気や気候などにも影響されますが大体1週間から4週間程度見ておく必要があります。

極端に作業日数が短い場合には注意が必要です。なぜなら、高圧洗浄作業や、十分な乾燥作業を行わないことも考えられるからです。

しっかりと丁寧な作業を適切な期間で行ってくれる業者を選びましょう。

しっかりと丁寧な作業を行ってもらえるかどうかを確認する方法として、塗装工事を依頼する前に、工期日程や施工方法の説明を求めるのも良いかもしれません。きちんとした説明をしてもらい、自身が納得をした上で契約をする様にしましょう。

 

納得できる見積もりをつくってくれる

見積もりを頼む際、何社かに依頼をするケースもよくあります。

見積もりを確認する際には、内訳が詳細に記載されているかを確認する必要があります。外壁塗装工事一式などのように、すべての工程・材料にかかる費用をまとめて記載している業者には、注意が必要です。

低価格だからという理由だけで業者を選ぶと、追加工程の費用を請求されるなどのトラブルにつながりかねません。

使用する塗料や、材料の記載などがしっかりされているかを事前にチェックすることが大切です。

 

保証について

すべての作業が完了した後の保証について、気になる点が見つかった場合や、アフターフォローをどの程度まで対応してくれるのか確認しましょう。

保証してくれる範囲については、業者によってさまざまです。

外壁塗装は、安い買い物ではありません。しっかり保証内容に目を通して、気になる点があれば納得できるまで質問しましょう。

よくある保証についてのトラブルとして、口約束のみで保証書をもらっていなかったケースや、保証書の内容をしっかり確認していなかったがために修理してほしい箇所が保証対象外だったケース、保証してくれていた業者が廃業してしまったケースなどがあります。

業者の廃業は避けられないことですが、その場合「第三者保証」という依頼した業者が廃業しても他の業者へ保証を依頼できるものもあります。

よくあるトラブルにも備え、事前に保証についてしっかりとお話ししておきましょう。

 

ご近所への挨拶周り

外壁塗装では、足場を組み立てたり、高圧洗浄機を使用したりするので大きな音を立ててしまいます。

工事中は、塗装業者の車が家の周辺に長い間駐車することになるので、そのことを迷惑に感じるご近所様とトラブルに発展してしまうことも少なくありません。

そこで外壁塗装に入る前に、必ずご迷惑をおかけすることをご近所様へお伝えするため、挨拶周りを一緒に行ってくれる業者を選びましょう。

工事の日程や、ご迷惑おかけしてしまうかもしれない点などを丁寧に説明してくれるかもポイントです。また予想外に日程が長引く場合は、事前に連絡することも必要です。

 

 

一網工業ならできること

今回の記事では、「外壁材の種類を知り「適切なメンテナンス方法の見分け方」を解説」についてご紹介してきました。

快適に末永く暮らしていけるよう、定期的にメンテナンスをしていくことが大切になってきます。
 
外壁も屋根も見た目が悪いと悪印象を与えてしまいます。
また、見た目はもちろん、雨漏りやひび割れは放っておくと深刻なダメージを受けるので補修は必要です。
 

もし外壁塗装や屋根の補修の業者選びで迷ったときには、ぜひ「一網工業株式会社」にご相談ください。

「一網工業株式会社」は外壁塗装の専門店として、お客様が安心してご依頼をいただけるよう、ニーズに合った外壁塗装をご提案いたします。

外壁塗装でお困りの際は、お気軽にご相談ください。