よく外壁や窓枠などで見かける「コーキング(シーリング)」に寿命があるのを知っていましたか?
Q 寿命? コーキングに寿命があるのですか?
A はい。コーキングにも寿命はあります。
コーキングの寿命は何かきっかけがないと、気になることはなかなかないかもしれません。
今回は「コーキングの寿命の症状とメンテナンス方法」について下記内容を詳しく説明したいと思います。
コーキングの寿命は5~10年❓
Q コーキングの寿命は5~10年なのですか?
A はい。コーキングにも寿命は5~10年と言われています。
外壁やコーキングは毎日紫外線を浴び、雨風に毎日さらされ日々劣化をしていきます。
外壁の耐用年数より短めな印象ですが、外壁などのかたい素材とは違いコーキングは弾性があるぶん劣化しやすいという特徴があります。
コーキングは何のためにするの?
Q そもそもコーキングとは何の役割があるのでしょうか?
A はい。コーキングの主な役割は「雨水などの侵入防止」のためです。
*弾性とは…形の変化に対するもので力が加わったときに変形し、力がなくなると元に戻る性質のこと
コーキングが使われている場所は❓
コーキングが主に使われている場所は、一般の住宅では外壁のボードのつなぎ目・タイルの目地や換気扇や窓と壁のつなぎ目やユニットバスや台所等です。
コーキングの劣化症状はどんな感じ❓
コーキングの劣化症状はコーキングの寿命による場合と、施工不足で劣化症状が出てしまう場合があります。
いずれいくつかのパターンがあり、そのパターンにより劣化した原因が変わってきます。
コーキングの劣化の仕組み
コーキング劣化症状5つのチェック項目
コーキングの厚みがなくなっている(肉痩せ)
正常なコーキングの状態は外壁との段差を感じません。
コーキングが外壁よりへこんでいる状態(厚みがなくなってきている)の場合すぐにメンテナンスが必要ではありませんが劣化が徐々に進んできていますので注意が必要です。
コーキングのひび
コーキングのひびは、コーキングの表面に細かなひびが入ってしまうことです。
すぐに補修が必要な段階ではありませんがこの症状はコーキングの自体の寿命で起こりますので、そろそろメンテナンスが必要になってくるというサインなります。
コーキングの隙間(剥離)
早い段階でのコーキングと外壁の間に隙間が出来てしまう剥離の原因は、プライマーと言われる接着剤の塗り忘れや塗りの不十分から起こってしまう施行不良が原因で主に起こります。
このような状態を放置していくと雨漏りの原因になりますので、すぐにメンテナンスが必要になってきます。
コーキングの破断
コーキングの破断は、コーキングの中心に亀裂が入ってしまうことです。
このような状態を放置していくと雨漏りの原因になりますので、すぐにメンテナンスが必要になってきます。
コーキングの欠落

このような状態を放置していくと雨漏りの原因になりますので、すぐにメンテナンスが必要になってきます。
1年点検しましょう
現在コーキングの状態が厚みがなくなってきている・ひびが入っているだけの状態であれば1年間隔での定期的な点検で大丈夫でしょう。
すぐに補修をしないと水が入ってきてしまい、雨漏りの原因になり家が傷んでしまうとまでは言えない状態です。
ですが紫外線の劣化は進んでいきますので定期的に専門業者に見てもらい、補修するべきか?判断してもらうことをお勧めします。
コーキングの補修方法について
コーキング打ち替えには、既存のコーキングと下地のプライマーと言われる除去が大切です。
コーキングの状態が補修が必要なレベルまできたら、コーキングの打ち換えをして補修をしましょう。
コーキングの状態が剥離の状態であれば遅くても半年以内に、破断や欠落の状態であればすぐにでも補修をしましょう。
Q コーキングの打ち換えとはどのようなことなのでしょうか?
A コーキングの打ち換えはコーキングを新しくする方法です。
打ち換えとは、コーキングを一度剝がしてから新しいコーキングを充填する方法です。
DIYは危険❓
コーキングの気になるところだけでもDIYでと思う方もおられると思いますが、コーキングの補修はなるべく専門の業者へ依頼することをお勧めいたします。
なるべくDIYでのコーキング補修は辞めておきましょう。
また家の中で1箇所だけが劣化していることはあり得ませんので、気付いた部分だけをDIYし続けていても自分の負担が増えていくことにもなりますし、つぎはぎで見た目も悪くなってしまいます。
費用をできる限り抑えたい気持ちはあると思いますが、補修が必要となったときには専門の業者へ依頼をして補修をすることをお勧めいたします。
コーキングの増し打ちに注意❓
Q コーキングの増し打ちとは打ち替えと違うのでしょうか?
A コーキングの増し打ちはコーキングを新しくする方法とは少し違います。
コーキング工事の費用を抑えるために安さばかりを追求してしまうと、コーキング打ち換えではなく「コーキング増し打ち」という工法を採用している業者もいます。
「コーキング増し打ち」工法とは既存のコーキングを除去せずに、劣化したコーキングの上から新しいコーキングをすることです。
この工法ですと、劣化した既存のコーキングの劣化が進むみ既存のコーキングが取れてしまうと新しいコーキングも一緒に取れてしまいますし、既存のコーキングが割れてしまうと新しいコーキングも一緒に割れてしまうというあまり意味のない作業になってしまいます。
悪徳業者に騙されないように「コーキング打ち替え」と「コーキング増し打ち」は別のものと覚えておきましょう。
コーキングの補修はプロへ
Q コーキングの打ち換えなのに外壁塗装業者へ依頼?
A はい。そうなんです。
コーキングのが傷んでいるという事は、外壁塗装をする時期と重なる可能性があります。
コーキング補修の値段はどれぐらい❓
Q コーキングの費用はこれだけですか?
A いいえ違います。コーキングのみの金額以外にも費用が掛かります。
コーキング打ち換えの計算方法
全体のコーキング費用=コーキング代(700~800/m)+足場代(15万円前後)+コーキングの撤去費用(100/m)
*足場の計算方法はこちらをご覧ください
*コーキングの増し打ちの場合は、コーキングの打ち替えよりも価格が安い場合が多いようです
コーキングの種類は❓
コーキングには種類によって特徴が異なります。
大切なのは優良な外壁塗装専門店に依頼すること❓
できるだけ信頼のおける業者を選びたいものです。
業者を選ぶポイント3点
最近の外壁塗装業者は保証をつける業者も増えています。ですが中には悪徳業者もいて保証期間内に会社をつぶす業者もいます。そのため、保証の有無だけで業者を選ぶのは危険です。
しかしながら、信頼のおける業者であれば保証がついているとさらに安心できるでしょう。
外壁も屋根も年数が経てば補修は必要なので、外壁や屋根に現れる塗り替えのタイミングを見逃さないようにして良い業者を選択してください。
また、未熟な業者に依頼すると外壁塗装がきちんとできていなく1年で塗膜がはがれるしまう可能性もあったり、悪質業者に依頼してしまうと手抜き工事などで3年もたないこともあます。
またコーキングの耐用年数は業者によって決まると言ってもよいほど、業者選びはとても重要なのです。
Q どうやって優良業者を探せばいいのですか?
A 以下の方法を試せば優良業者を探しやすくなります
事前診断をしっかりしてくれる
外壁塗装をする際には、外壁がどのくらい劣化しているかを調べる必要があります。
そして今どのような状態にあるのか撮影した写真や動画などで状態の説明をしてくれないかったり、適当な回答しかしてくれない場合は、注意してください。
なぜなら、実際に診断をしていない可能性があるからです。
必ず診断の結果に納得がいくまで質問して、すべての回答にしっかりと答えてくれる業者を選びましょう。
また資格を有していない営業マンなどが外壁を確認して、誰にでもわかるようなひび割れやカビなどを見せ、診断を行ったかのように説明する場合もありますので注意してください。
外壁塗装は、依頼する業者が資格を持っている専門家であること確認することが重要です。
スケジュール管理がしっかりしている
外壁塗装にかかる時間としては、天気や気候などにも影響されますが大体1週間から4週間程度見ておく必要があります。
極端に作業日数が短い場合には注意が必要です。なぜなら、高圧洗浄作業や、十分な乾燥作業を行わないことも考えられるからです。
しっかりと丁寧な作業を適切な期間で行ってくれる業者を選びましょう。
納得できる見積もりをつくってくれる
見積もりを頼む際、何社かに依頼をするケースもよくあります。
見積もりを確認する際には、内訳が詳細に記載されているかを確認する必要があります。外壁塗装工事一式などのように、すべての工程・材料にかかる費用をまとめて記載している業者には、注意が必要です。
低価格だからという理由だけで業者を選ぶと、追加工程の費用を請求されるなどのトラブルにつながりかねません。
使用する塗料や、材料の記載などがしっかりされているかを事前にチェックすることが大切です。
保証について
すべての作業が完了した後の保証について、気になる点が見つかった場合や、アフターフォローをどの程度まで対応してくれるのか確認しましょう。
保証してくれる範囲については、業者によってさまざまです。
外壁塗装は、安い買い物ではありません。しっかり保証内容に目を通して、気になる点があれば納得できるまで質問しましょう。
よくある保証についてのトラブルとして、口約束のみで保証書をもらっていなかったケースや、保証書の内容をしっかり確認していなかったがために修理してほしい箇所が保証対象外だったケース、保証してくれていた業者が廃業してしまったケースなどがあります。
業者の廃業は避けられないことですが、その場合「第三者保証」という依頼した業者が廃業しても他の業者へ保証を依頼できるものもあります。
よくあるトラブルにも備え、事前に保証についてしっかりとお話ししておきましょう。
ご近所への挨拶周り
外壁塗装では、足場を組み立てたり、高圧洗浄機を使用したりするので大きな音を立ててしまいます。
工事中は、塗装業者の車が家の周辺に長い間駐車することになるので、そのことを迷惑に感じるご近所様とトラブルに発展してしまうことも少なくありません。
そこで外壁塗装に入る前に、必ずご迷惑をおかけすることをご近所様へお伝えするため、挨拶周りを一緒に行ってくれる業者を選びましょう。
工事の日程や、ご迷惑おかけしてしまうかもしれない点などを丁寧に説明してくれるかもポイントです。また予想外に日程が長引く場合は、事前に連絡することも必要です。
一網工業ならできること
今回の記事では、コーキングの寿命の症状とメンテナンス方法についてご紹介してきました。
外壁も屋根も見た目が悪いと悪印象を与えてしまいます。
また、見た目はもちろん、雨漏りやひび割れは放っておくと深刻なダメージを受けるので補修は必要です。
施工例 1

コーキングの割れから雨漏り箇所を発見しました。しっかり古いコーキングを除去して新しくして行きます
施工例 2

新しくコーキングを塗布し止水途中てす!しっかりした材料を手順通りに施工して行きます!

コーキングが完成して止水できました!これで止水完了です^_^
一網工業株式会社では上記のように、既存のコーキング除去を丁寧に行い綺麗にコーキングをいたします。
もしコーキングの打ち換えや外壁塗装・屋根の補修の業者選びで迷ったときには、ぜひ「一網工業株式会社」にご相談ください。
「一網工業株式会社」は外壁塗装の専門店として、お客様が安心してご依頼をいただけるよう、ニーズに合った外壁塗装をご提案いたします。
外壁塗装でお困りの際は、お気軽にご相談ください。