外壁塗装・屋根塗装の「足場」価格と必要性は?

外壁塗装や屋根塗装工事の際に足場をよく見かけると思います。

 

Q 外壁塗装の時によく見かける「足場」ですが費用も高額と聞きます。足場は必要なものなのでしょうか?

A はい。「足場」は外壁塗装・屋根塗装時に必要になってきます。

 

この「足場」ですが、足場は高額という業者さんも中にいてあまり良い印象がない方もおられるかもしれませんが相場がきちんとあります。

今回の記事では、外壁塗装での「足場」について下記内容を詳しく説明したいと思います。

・足場の必要性や役割について
・足場の相場と算出方法について
・足場は無料にならないのか?
・足場の種類について
・足場のトラブルや注意点について
・外壁塗装の優良業者選び方
・一網工業株式会社ならできること
 
 

足場の必要性や役割とは?

Q 外壁塗装の「足場」の必要性など教えていただけますか?

A はい。「足場」の外壁塗装・屋根塗装時の必要性や役割について説明せていただきます。

 

足場を設置することは、さまざまな安全・安心のために大切なことです。

また、足場を設置するには「足場の組立て等作業主任者」という国家資格取得している職人が必要です。

外壁塗装・屋根塗装時の足場の必要性や役割には下記の3つがあります。

 

職人の安全管理のため

「足場」設置の最大の目的は、高所作業を行う職人の安全を守ることです。

「足場」は万が一転落事故が発生してしまわないよう、「飛散防止シート」は塗料の飛び散りを防ぐために必要なものとなってきます。

足場は工事期間中のみに必要となるので費用が高いと感じるかもしれませんが、足場を設置しないと安全に外壁塗装や屋根塗装工事をすることはできません。

また足場設置には、技術習得が早い職人でも半年~1年かかります。

 

 

 

昔は2階建てまでの家なら金属の足場より安くつくという事で

丸太で足場を組んでいた時代もありました。

ただ丸太ですと安全面で

問題や不安がり今は金属の足場がほとんです。

塗装の丁寧な作業のため

 

足場を適切に設置していないと職人の姿勢が安定しないため、細かいところなど綺麗に塗ることが難しくなってしまいます。

丁寧に塗装されていなければ外壁塗装の施工品質の低下をまねくことにもなります。

 

お隣の方への配慮のため

 

足場を組み、その上に「飛散防止ネット」を設置することにより、近隣に塗料が飛び散ってしまうことを防ぐことが出来ます。

通りかかりの人や車にも塗料がかかってしまうことも防ぐことが出来ます。

 

足場の相場と算出方法?

「足場」の価格には、相場と算出方法があります。

Q 外壁塗装の「足場」の相場と算出方法があるのですか?

A はい。「足場」の相場と自分でできる算出方法もあります。

 

「足場」には組み立て作業・解体作業・運搬といった作業があります。

一般的な相場は1㎡あたり600~1000円が相場です。

 

足場にかかる費用は、建物の外周と高さがわかれば下記の方法で簡易の計算が出来ます。

1 足場架面積を計算します。

足場架面積 = (建物の外周(m) + 8m) × 家の高さ(m)

 *高さの目安…1階建て=3.5m 2階建て=6m 3階建て=8.5m
 *家の外周に+8mは、足場は外壁から少し離れたところに設置するため足場架面積は実際の塗装面よりも大きくなる数値です。

 

2 足場架面積から足場設置の価格を計算します。

足場にかかる費用 = 足場架面積 × 平米単価 (600~1,000円)+*飛散防止ネット

*飛散防止ネット代など詳細な金額は業者にお問い合わせください。

 

例えば一般的な外周25mの2階建ての家に単価1000円で足場を組む場合の費用は…

(外周20m+8m)×家の高さ6m×単価600~1000円=10800~16800円(+*飛散防止ネット代金)

 

一般的な家の外壁塗装時の足場の値段は、10~17万円ぐらいという事になります。

足場を設置する作業の技術もいるため、足場を組める塗装業者もいますが、リフォーム会社等では専門の足場設置屋に依頼する場合もあります。足場の外注費用も工事費に計上されることがほとんです。

 

特別な場所での足場設置の注意点
足場を設置する場所がマンションや高層ビルなどの場合、足場費用が高くなります。足場の運搬費用が掛かるため通常の戸建ての住宅より1㎡あたりの単価が高くなります。

また、道路から階段を上がって家があるような場合・傾斜地や車両が入れない敷地など足場の運搬費用がかかる場合があります。

 

足場は無料にならない?

外壁塗装・屋根塗装の際に「足場」は必ず必要になってきます。

 

Q 外壁塗装・屋根塗装の「足場」は無料にはならないでしょうか?

A はい。「足場」には必要性があり、職人が手作業で設置するため残念ながら無料にはなりません。

 

足外壁塗装・屋根塗装工事との時の足場の費用は、工事費用の約20%が一般的です。

足場を設置するには、「足場の組立て等作業主任者」という国家資格が必要です。素人には足場を設置することも板を一枚動かすこともできません。

設置費用も設置作業にも手間がかかるため「足場」は無料にはなりません。
ですが、外壁塗装時に屋根塗装も同時にすることにより足場の設置が1度で済みますので節約になります。
外壁も屋根も定期的な塗り替えが必要となりますので、ぜひ一緒に検討してみてください。
 
また「足場は無料」とうたっている業者の中には、別の費用に足場の設置代金を上乗せしている場合があります。
足場の設置費用は掛かるのに本当に受け取っていなければ赤字になってしまいます。悪質な業者に騙されないように気を付けましょう。
 
 

足場の種類について

「足場」の種類は大きく分けると4つの種類があります。

足場の種類を覚えておく必要はありませんが、違法な簡易足場を作って作業する業者もいるためどんな足場があるかなんとなく知っていた方がよいと思います。

足場の種類は業者に確認しておくことをおすすめします。
どんな種類の足場を設置するのか?
なぜその足場を選んだのか?など確認しておくと安心です。
 

くさび(ビケ)足場

「くさび(ビケ)足場」は現在主流になっている足場です。

足を乗せるための板の幅くさび(ビケ)足場が広いため、安全で楽な姿勢で塗装作業をすることが出来ます。

効率的で簡単な組み立て・解体が出来る足場ですが、ハンマーでしっかりと固定するため組み立て・解体時にはハンマーの音が気になるかもしません。

作業がしやすい・設置作業が早く済む・安全性が高いことがメリットです。

狭い場所には設置できない場合がある・ハンマーでたたいて固定するため騒音が発生することがデメリットです。

 

単管足場

「単管足場」は、2本のパイプの上に足を乗せて作業します。

そのため、職人が常に足元に意識をしていないと足を滑らせてしまう可能性があります。
危険なため最近はほとんど見かけなくなくなってきましたが、くさび(ビケ)足場が設置できない狭いスペースでは使われることがあります。

 

色々な形状の建物に設置できる・狭い場所にも設置できることがメリットです。

2本のパイプに乗るため不安定で危険・塗料などを足場の上に置くことが出来ないため片手で持つため片手しか使えない状態であることがデメリットです。

 

単管ブラケット足場

「単管ブラケット足場」は、パイプにブランケットと呼ばれる金具を使用して板を取り付ける足場です。

くさび(ビケ)足場はハンマーを使用して固定するのに対して、単管ブラケット足場はボルトを締めて組み立てます。
 
単管足場より安全性が高いことがメリットです。
 
設置作業に時間がかかる・ボトルが緩むと揺れやすいことがデメリットです。
 

 無足場工法

「無足場工法」とは足場を設置せず、屋上からロープブランコ呼ばれる台を吊るしてその上に載って作業する工法です。

足場を設置しないため工期が短縮できる・足場費用を削減できることがメリットです。

高度な技術が必要なため熟練した職人を雇う人件費がかかること・作業には時間がかかることがデメリットです。

外壁塗装では、無足場工法で塗装が出来る職人は少なく、足場を設置するやり方が一般的です。

 

 

足場のトラブルや注意すること?

Q 「足場」を設置するのは良いのですが、何かトラブルなど起こることはありませんか?

A 全くないとは言い切れません。ですがトラブルにならないよう事前に打ち合わせをすることが大切になってきます。

 

外壁塗装・屋根塗装の時に必要な「足場」ですが、設置する際に起こりやすいトラブル・注意点や対策についてお話ししたいと思います。

 

工事中の建物等の破損トラブル

足場の設置や解体の際に、家の外壁や窓・車・植木や隣家を傷つけてしまうトラブルがあります。
そのようなことがあったときに「保証はして貰えるか?」「誰が保証してくれるのか?」トラブルにならないためにも事前に確認しておくことが重要です。
 

本来ならば保証してもらえるはずですが、足場業者は塗装会社の下請けであることも多く責任を取ってもらえないこともあります。

そういった事を防ぐためにも足場業者が「瑕疵(かし)保険」に入っているか確認しておきましょう。
また、保険の範囲が工事箇所以外や工事関係者以外の人も含まれてるかなど内容を確認しておくことが大切です。
 
 

隣家とのトラブル

足場を設置するスペースが敷地内で確保できない場合、隣の敷地を借りて足場を設置する必要があります。
その際には隣家との対応がとても大切になってきます。
 

隣の敷地に足場を勝手に設置してしまったり、業者だけに説明を任せて自分で説明をしなかったためにトラブルになってしまうケースがあります。

隣家の敷地を借りる必要がある場合は、足場を設置する前に丁寧に説明し協力をお願いしましょう。できれば業者にも同行してもらい、専門的な視点からの説明を一緒にしてもらうとよいでしょう。

少し時間がかかっても、隣家やご近所の方になるべく迷惑をかけずに外壁塗装・屋根塗装が終えるように親身になってくれる業者を選びましょう。

 

車は移動しておく

外壁工事中はなるべく車は側に停めて置かない方が良いでしょう。

足場の設置中や塗装作業中に傷がついてしまったり汚れてしまうことがあります。
離れて置けない場合は工事期間中は駐車するスペースを他に確保しておくとよいでしょう。
 
 

庭の植木について

庭に植木がある場合、足場の設置の際に問題にならないか?確認しておく必要があります。

鉢なら移動するだけで解決しますが、花壇や植木で足場を設置する際に植え替えが必要になることもあります。
外壁に近い花壇や植木がある場合は、事前に業者に確認してもらいどう対処するべきか確認しておくと良いでしょう。

 

 

外壁塗装の優良業者選び方

外壁塗装・屋根塗装には「足場」が必要です。

Q 「足場料金は0円」という広告も見かけますが大丈夫のでしょうか?

A 「足場」には費用が発生します。ですのでよく調べる方が良いと思います。

 
足場にはある程度費用が掛かります。
外壁塗装・屋根塗装の見積もりには適正価格というものがわかりにくく、相場がわからない方も多いと思います。
 
優良業者を選ぶポイント5点
・価格が相場より安すぎたりしないか?
・質問に的確に答えてくれる業者
・見積もりの詳細が明確な業者
・保証について
・ご近所へのあいさつ周り
 

価格が安すぎないか?

ちょっと怪しいと思っている方へ、0円外壁・屋根塗装の仕組み
 
「足場」は塗装とは関係ないのにと、足場費用が高いと感じる方も多いと思います。
 
そんな心理に付け込んでくる悪徳業者がいます。
「足場は無料」という甘い言葉の裏には何か仕掛けがあることを忘れないでください。
低価格だからという理由だけで業者を選ぶと、追加工程の費用を請求されるなどのトラブルにつながりかねません。
 
また安すぎて工事期間が短すぎないか?
安すぎる場合、過密な工程のスケジュールになっている場合があります。そういった場合、トラブルやミスも起きやすい可能が大きいです。
足場を設置するのに1日。解体するのには半日かかります。
 

そんな悪徳業者に騙させれないために「足場を設置する理由」と「足場を設置するには日数と費用が掛かる」という事を理解しておくことが大切になってきます。

 
後々トラブルに発展させないためにも値段だけにとらわれず、きちんと納得できる作業をしていくれる業者であるか?を見極めることが大切になってきます。
 

工事費を先払いさせる

外壁塗装は、基本的に工事が終わってから支払います。ところが悪徳業者の中には、工事費用を先払いさせようとする業者もいます。一部代金を先に支払う、もしくは3回に分けると安くなるなどは悪徳業者の常套手段なので注意してください。

今でないとダメと不安を煽る

「今はキャンペーン中ですが、早く契約をしないと高くなります」「早く直さないと危険です」なども、立派な脅し文句です。依頼主の契約を急かすような業者も、悪徳業者である可能性が高いです。外壁塗装はすぐに対処が必要になることはありませんが、悪徳業者はとにかく急かすので、これも手口の1つとして覚えておきましょう。

 

 

質問に的確に答えてくれる業者

外壁塗装は塗ったら終わりじゃない!長く安心して住むためのアフターフォローが大切

外壁塗装・屋根塗装の工事の際「足場」はどれほど重要なのか?
またどのようなトラブルが起こりえるか?など事前に丁寧に説明をしてくれる業者を選びましょう。
 
失敗のない外壁塗装・屋根塗装を実現するため、経験豊富で信頼できる」業者に任せることが大切になってきます。
 

 

見積もりの詳細が明確な業者

ハウスメーカーによるリフォーム

見積もりを確認する際には、内訳が詳細に記載されているかを確認する必要があります。外壁塗装工事一式などのように、すべての工程・材料にかかる費用をまとめて記載している業者には、注意が必要です。

見積もりの際には足場の1㎡あたりの単価が高いとかの一部分ではなく、他の細かい項目も確認して総合的に判断されることをお勧めします。

使用する塗料や、材料の記載などがしっかりされているかを事前にチェックすることが大切です。

足場費用が安くても、塗料の費用が高い場合もあります。
何にどれぐらいの費用が掛かっているか?
なぜその価格になるのか見積書をよく見て業者の説明を聞くことが大切です。
 
 

保証について

外壁の材質にはどんなものがある?

すべての作業が完了した後の保証について、気になる点が見つかった場合や、アフターフォローをどの程度まで対応してくれるのか確認しましょう。

保証してくれる範囲については、業者によってさまざまです。

外壁塗装は、安い買い物ではありません。しっかり保証内容に目を通して、気になる点があれば納得できるまで質問しましょう。

よくある保証についてのトラブルとして、口約束のみで保証書をもらっていなかったケースや、保証書の内容をしっかり確認していなかったがために修理してほしい箇所が保証対象外だったケース、保証してくれていた業者が廃業してしまったケースなどがあります。

業者の廃業は避けられないことですが、その場合「第三者保証」という依頼した業者が廃業しても他の業者へ保証を依頼できるものもあります。

よくあるトラブルにも備え、事前に保証についてしっかりとお話ししておきましょう。

 

ご近所への挨拶周り

訪問販売によるリフォーム

外壁塗装では、足場を組み立てたり、高圧洗浄機を使用したりするので大きな音を立ててしまいます。

工事中は、塗装業者の車が家の周辺に長い間駐車することになるので、そのことを迷惑に感じるご近所様とトラブルに発展してしまうことも少なくありません。

そこで外壁塗装に入る前に、必ずご迷惑をおかけすることをご近所様へお伝えするため、挨拶周りを一緒に行ってくれる業者を選びましょう。

工事の日程や、ご迷惑おかけしてしまうかもしれない点などを丁寧に説明してくれるかもポイントです。また予想外に日程が長引く場合は、事前に連絡することも必要です。

 

一網工業株式会社ならできること

今回の記事では、外壁塗装・屋根塗装の「足場」 価格と必要性ついてご紹介してきました。

たくさんの外壁塗装業者の中からぴったりの業者を選ぶには、ある程度の時間がかかってしまいます。
しかし外壁塗装は安い買い物ではないものですし、気に入らなかったからと簡単に変更することはできません。
自分が満足できる塗装を行ってくれる業者を選ぶのがとても大切です。
 

千葉県野田市の「一網工業株式会社」では、手作業による丁寧な塗装、きれいな仕上がりをお約束いたします。

もし外壁塗装や屋根の補修の業者選びで迷ったときには、ぜひ「一網工業株式会社」にご相談ください。
「一網工業株式会社」は外壁塗装の専門店として、お客様が安心してご依頼をいただけるよう、ニーズに合った外壁塗装をご提案いたします。
 

外壁塗装でお困りの際は、お気軽にご相談ください。