外壁塗装の臭いが人体にも影響?対処法と解決方法をしっかりとご紹介

Q 外壁塗装を検討しているのですが「外壁塗装の際に臭いが気になる」ということを耳にしました。

臭いに敏感なのですが対処法や解決方法はありますか?

A そうですね。外壁塗装時の臭いについて不安な方もいらっしゃいます。

その方に合った臭い対策や解決方法ををご提案させていただきます。

 

買い物先の建物やお出かけの際の公園などで、外壁塗装やペンキの塗り替えているところで「なんだか臭う…」。
そんな経験をされた方も多いと思います。
その「なんだか臭う…」臭いの原因は塗料の臭いです。
 
外壁塗装やその他の塗り替えの際に、臭いは避けることができません。
しかし、最近では臭いも少なく身体にも優しい塗料が増えてきました。
ですが以前のような強い臭いではなくなったものの「この臭いが好き」という方はあまりおられないと思います。
 
定期的に行わなければならない外壁塗装ですが「外壁塗装の際の臭いが気になる」「臭いで近所の方にご迷惑をかけてしまうのではないか?」等で悩まれている方もいらっしゃるのではないでしょうか?
 
 

今回は「外壁塗装の臭いについての対策方法と解決方法」について下記の内容を詳しく説明したいと思います。

・外壁塗装の臭いの対処方法について
・外壁塗装の臭いが人体に与える影響について
・外壁外壁の臭いでのご近所トラブルについて
・臭い対策をしている外壁塗装業者の選び方
・一網工業株式会社ならできること

 

 

外壁塗装の臭いはどうしたらよいの?

Q 外壁塗装の臭いの対処法を教えていただけますか?

A はい。外壁塗装時の臭いの対処法はいくつかありますのでご案内したいと思います。

外壁塗装等の塗り替えの際はやはり臭いが発生いたします。以前に比べれば臭いは少なくなってきました。それでもやっぱり心配という方は多いと思います。

ですが対処法もいくつかありますので「臭いのことで外壁塗装を悩まれている方」「臭いに敏感で気にされている方」には、是非参考にしていただけたらと思います。

外壁塗装の臭いの対処法には、大きく分けて下記の5つがあります。

・塗料の種類を選ぶ
・家の中の換気をする
・マスクを着用して過ごす
・工事期間中は自宅以外の場所でなるべく過ごす

・臭いの発生する回数を減らす

 

塗料の種類を選ぶ

外壁塗装で使用する塗料の種類には、「臭いの少ない水性タイプ」と「臭いの強い油性タイプ」があります。

また、香りがついている「匂いつき塗料」や自然素材でできた「自然塗料」もあります。

他にも、身体にも優しい「ホルムアルデヒド発散等級が表示されている塗料」もあります。

 

 

水性タイプ

主成分が水ですので、臭いも少なく人体にも影響が少ない塗料です。

「シンナー臭が少なく中毒を起こす心配が少ない」ことがメリットです。
 
ですが、鉄部分には塗布できない等のデメリットがあります。
 
油性タイプ

シンナー等の溶剤を使用しているため臭いが強い塗料です。

「光沢感があり耐久性に優れており美観を保持してくれる」ことがメリットです。
主に屋根や鉄部分の塗布に使用されます。
 
ですが、臭いが強いことがデメリットです。

 

自然塗料

シンクハウス症候群などで見直された、原料に石油や合成顔料を含まない天然素材が主原料の塗料です。

主成分が天然成分なので「安全性の高さ」や「自然の風合いに仕上がること」がメリットです。
ですが日本では自然塗料に明確な定義がないため、天然以外の成分も含まれているものもあることがありますので注意が必要です。
また、耐候性が低いのでこまめにメンテナンスが必要になってくることがデメリットです。
 
匂いつき塗料

臭いを消すというよりは、良い匂いを出して塗料の臭いを目立ちにくくする塗料です。

 

ホルムアルデヒドが少ない塗料
ホルムアルデヒドとはシックハウス症候群の原因とされています。
腐食しないように建築建材にもふくまれている物質で、ホルマリン漬けの液が同じ成分です。
ホルムアルデヒドは健康被害を起こす恐れがあり、内装用の建築資材のホルムアルデヒド発散量は面積により使用できる制限が設けられています。
塗料のホルムアルデヒドの発散量はF☆☆~F☆☆☆☆の等級に分かれており☆の数が多いほど発散量が少なく臭いも少ないです。
F☆☆☆☆は使用面積に制限はありません。
 

 

 

家の中を換気する

外壁塗装時の臭いはどうしても家の中にも入ってきてしまいます。

家の中の臭い対策には換気が効果的です。

外壁塗装の際には窓を養生してしまい開け閉めが出来なくなってしまいます。いつも窓の開け閉めをして換気などをしている窓には、開け閉めが出来るように養生をしてもらいましょう。

扇風機やサーキュレーターを使用し、室内の臭いを外に送り出すようにします。
 
換気扇を使用すると逆に臭いを室内に取り込んでしまうため、臭い対策には使用しないようにしましょう。
 
開けられように養生してもらう窓は、いつだったら開けられるのか?確認しておく必要があります。
作業工程で窓が開けられない時もあります。
毎日作業が始まる前に窓が開けられる時間を報告してもらうことを忘れないようにしましょう。
 
 

マスクを着用して過ごす

外壁塗装中家の中で過ごす場合は、マスクを着用することも対象法になります。

出来れば塗料の臭いをカットできる防毒マスクが効果的です。
ですが、防毒マスクは価格も高く着用しての生活も大変です。
 
活性炭入りや消臭効果のある不織布マスクなどを使用されることをおすすめします。

他には、シンナー臭ようの消臭スプレーもありますので臭いが気なる方は試してみてください。

また、空気清浄機には外壁塗装の塗料の臭いなど化学物質を分解する効果はないといわれております。こういった臭いには効果はあまりないと思われた方がよさそうです。

 

工事期間中は自宅以外の場所でなるべく過ごす

外壁塗装中は外出をして過ごすことも方法の一つです。

外壁塗装中の臭いが出る作業(中塗り・上塗り・乾燥)は数日間です。

朝、工事の状況などを確認し、作業が終わる頃に帰宅されるのもおすすめです。

 

外壁塗装と屋根塗装を一緒に行う

臭いの発生する塗装工事の回数を減らすこともお勧めいたします。

塗り替えが必要な屋根の場合は、外壁塗装と一緒に屋根塗装も同時に行えば臭いの発生する回数を減らすことが可能となります。
また、足場の設置も1度で済むことで費用の節約にもなるメリットがあります。
 

外壁塗装と屋根塗装の工程は同じで、足場の設置をし塗装工事をします。

そして塗装工事をするたびに塗装の臭いが発生してしまいます。

例えば、外壁塗装をした5年後に屋根塗装をしその5年後に外壁塗装をと5年ごとに塗装工事をした場合5年ごとに臭いが発生することになります。

ですが、外壁塗装と屋根塗装を一緒に10年ごとに行えば10年に一回になります。

また、外壁塗装も屋根塗装も耐用年数が長い塗料を選べば15~20年に1回の塗装工事ですみますので、臭いの発生する回数を15~20年に1回にすることも可能です。

色々と気の使う外壁塗装は、臭いや費用の問題もありますしご近所とのトラブル問題のことも考えて工事の回数は少ない方がよいと思いますので色々なことを含めてご検討することをお勧めいたします。

 

 

外壁塗装の臭いが人体に与えることはあるの?

Q 外壁塗装の臭いが人体に与える影響はあるのですか?

A 残念ながら、全くないとは言い切れません。

 

個人の体質にもよりますが、シンナー臭などで頭痛、軽い吐き気、めまい、鼻に刺激を感じたり、アレルギー症状が出てしまったり、睡眠障害や月経不順など出てしまう場合があります。

 

頭痛や気分が悪くなる

外壁塗装に油性塗料を使用した場合、シンナーの臭いが強いため吐き気や頭痛を訴える方がいらっしゃいます。

特に注意していほしいのは赤ちゃんや小さなお子様、ペットへの影響です。
塗料に含まれるシンナーは、大人よりも体が小さい分強く影響してしてします。
中毒により嘔吐やぐったりしてしまったりなどの事例があります。
赤ちゃんや小さなお子様、ペットがいる場合、塗装工事中は体調の変化に注意されてください。
 

また妊娠中の場合は、母親が吸ってしまったシンナーが濃縮されておなかの赤ちゃんに届いてしまう可能性もありますので、とくに妊娠期間中は外壁塗装を行うことは避けたほうがよいでしょう。

 

アレルギー症状がでてしまう

外壁塗装の臭いが原因で、アレルギー症状が出てしまう場合もあります。

体質によってはアレルギー症状が強く出てしまう時があり重症になることもあるため、アレルギー体質の方は特に体調の変化に注意をされてください。

症状の例
吐き気・めまい・頭痛・喉の痛み・鼻水・目のかゆみやかすみ・喉や口の中の乾燥・発熱・呼吸困難など

 

 

外壁塗装の臭いでのご近所トラブル?

 

Q 外壁塗装の臭いでご近所の方とトラブルになることがあるのでしょうか?

A 残念ながら、全くないとは言い切れません。

 
外壁塗装をする際には、臭いが発生してしてしまう場合があります。
 
臭いでご近所の方とトラブルにならないようにするためにも、工事前にはご近所の方にご挨拶をすることをお勧めいたします。
 
外壁塗装の工事中のは臭いが発生する可能性があることを事前にお伝えすることで、ご近所の方々も対策をしやすくなります。
また、外壁工事期間と時間とともに臭いの出やすい期間もお伝えするとよいでしょう。
トラブルにならないよう、ご近所への気配りは忘れないように気を付けましょう。
 
 
 

臭い対策をしている外壁塗装業者の選び方

 

 

Q 外壁塗装の臭いの対策をしてくれる業者はあるのでしょうか?

A はい。あります。

 

外壁塗装をする際には、臭いの対策をしてくれる業者選びをしましょう。

業者を選ぶポイント6点

・臭いの対策ができるかできないか?事前に相談する
・親身になって対応してくれているか?
・塗装の資格を取得しているか?
・工事の実績を開示しているか?
・保証について
・ご近所への挨拶周り

臭いの対策ができるかできないか?

 

外壁塗装の際に臭い対策はできるのか?できないのか?契約する前に確認しましょう。

 

業者によっては臭い対策をきちんとしてくれるところもあります。

臭いをできるだけ抑えたい、臭いに敏感である、窓が開けて換気をしたい、小さなお子様がいる、ペットを飼っているなど伝えましょう。

業者側が対策をしてくれるでしょう。

 

親身になって対応してくれているか?

ハウスメーカーによるリフォーム

 

外壁塗装の工事の際は、臭い対策について親身になって対応してくれるか確認しましょう。

 

親身になって対応してくれない業者は「外壁塗装の際には臭いが出るのは当たり前」と考えていて対策を何もしてくれない場合があります。

外壁塗装の臭いの感じ方は人それぞれですが、ご近所トラブルや人体への影響など不安なことがあります。

不安な気持ちを理解し、きちんと対策をしてくれる業者は技術力も高いといえます。

きちんと技術力のある業者へいらいすれば、ご近所トラブルにもならず外壁塗装の臭いも抑えてくれ、外壁塗装の失敗も少ないことでしょう。

 

塗装の資格を取得しているか?

外壁塗装は塗ったら終わりじゃない!長く安心して住むためのアフターフォローが大切

 
外壁塗装の依頼を考えている業者が、外壁塗装の資格を取得しているか確認しましょう。 
 
外壁塗装は資格がなくても外壁塗装工事を行うことが出来ますが、優良業者は資格を取得しています。
技術向上のため資格を取ってるいる業者であれば、知識も経験も豊富で外壁塗装工事での臭い対策もきちんとしていくれる可能性が高いです。
 
外壁塗装は資格を持ってなくても工事を行うことが出来るため、資格を持ってない業者はトラブルが起きやすいということがあります。
施工不良や詐欺など被害にあってしまう可能性もありますので注意しましょう。
 
外壁塗装の業者が取得している塗装工事に関する主な資格は下記の7つがあります。
 
・塗装技能士
・有機溶剤作業主任者
・外壁判断士、外装劣化診断士
・雨漏り診断士
・防水施工技能士
・足場の組み立て作業主任者
・建築士
 
塗装技能士

塗装技能士の1~2級は塗装の実務経験がなければ受験できないため、技術力もある経験豊富な職人が取得できる国家資格です。

資格には学科試験と実技試験がります。
建築・木材などへの塗装、色彩、安全衛生などの知識の問題があります。

塗装業界では最も信頼性が高い資格です。

 

有機溶剤作業主任者

有機溶剤を使用した作業を安全に行うために指導する責任者の資格です。既定の講習を受け学科にが合格すれば資格を取得できます。

有機溶剤とは、塗装や洗浄などで使用される液体で揮発性が高く呼吸や皮膚から人体内に入ってしまう場合があります。
体内に入ってしまうと中毒症状を起こすこともあるため、有機溶剤を使用する作業は注意しなければなりません。

 

外壁診断士・外壁劣化診断士
外壁診断士とは、3階建て以下の一般住宅を対象し外壁などの状態を診断して対処する専門的な知識を習得しており、安全評価や劣化状態を診断することができます。
塗装やリフォームなどの実務経験が5年以上必要で、学科試験に合格すれば資格を取得できます。
 
外壁塗装診断士とは、屋根や外壁など構造や防水・劣化を診断して修繕方法や塗装のアドバイスを行える専門的な知識を習得していることを証明する資格です。建設業などでの実務経験が3年以上あれば受験が可能となります。
 
住宅に安心して住み続けるためには、定期的なメンテナンスが必要です。
住宅の外装の状態を把握して最適なメンテナンスをするためにも、診断士による診断やアドバイスを受けることをおすすめします。
 
雨漏り診断士
雨漏りの原因や対策、再発しないよう修理方法をアドバイスすることが出来ます。
 
雨漏りの対策や修理に関して知識を取得していることを証明する資格です。
規定の講習を受け、学科試験に合格すれば資格を取得することが出きます。
 
 
防水施工技能士

住宅を雨漏りから守るための基礎知識や技術を持っていることを証明する国家資格です。1~2級までがありそれぞれ実務経験が必要で、学科と実技試験があります。

住宅の防水にはシーリング防水工事が必要になります。
シーリング防水工事とは、外壁のつなぎ目やひび割れた部分に気密性と防水性のあるシーリングを埋める作業です。
雨漏りや地震の際の揺れによる住宅の劣化を防ぐことが出来ます。
 
足場の組み立て作業主任者

足場は高所作業のため、安全のに作業が出来るように配慮が必要になります。

外壁塗装工事の際などに使用する足場の設置や解体を安全に行えるようにする指導や監督する役割の資格です。
規定の講習を受け、学科試験に合格すれば資格を取得することが出きます。

 

・建築士

建築物の設計や工事・管理などを行う知識や技術を持っていると認められた資格です。1~2級・木造建築士の3つの種類があり、受験資格には大学や短大にて建築に関する履修を修めているか実務経験があるなど条件があり、学科と課題作成で資格を取得できます。

 

工事の実績を開示しているか?

 

これまでの工事の実績を開示している業者か?も確かめる必要があります。

実績を開示しているしている業者は技術力の高い業者といえます。

また、工事の実績を開示していない業者は施工に問題があったり顧客との間にトラブルが多かったるする可能性もあります。

 

 

 

保証について

外壁塗装施工に最適な季節はいつ?

すべての作業が完了した後の保証について、気になる点が見つかった場合や、アフターフォローをどの程度まで対応してくれるのか確認しましょう。

保証してくれる範囲については、業者によってさまざまです。

外壁塗装は、安い買い物ではありません。しっかり保証内容に目を通して、気になる点があれば納得できるまで質問しましょう。

よくある保証についてのトラブルとして、口約束のみで保証書をもらっていなかったケースや、保証書の内容をしっかり確認していなかったがために修理してほしい箇所が保証対象外だったケース、保証してくれていた業者が廃業してしまったケースなどがあります。

業者の廃業は避けられないことですが、その場合「第三者保証」という依頼した業者が廃業しても他の業者へ保証を依頼できるものもあります。

よくあるトラブルにも備え、事前に保証についてしっかりとお話ししておきましょう。

 

ご近所への挨拶周り

訪問販売によるリフォーム

外壁塗装では、臭いが発生してしまう塗装作業があります。
また足場を組み立てたり、高圧洗浄機を使用したりするので大きな音を立ててしまいます。
 

工事中は、塗装業者の車が家の周辺に長い間駐車することになるので、そのことを迷惑に感じるご近所様とトラブルに発展してしまうことも少なくありません。

そこで外壁塗装に入る前に、必ずご迷惑をおかけすることをご近所様へお伝えするため、挨拶周りを一緒に行ってくれる業者を選びましょう。

工事の日程や、臭いが発生してしまう塗装工事の日程をお知らせすることやご迷惑おかけしてしまうかもしれない点などを丁寧に説明してくれるかもポイントです。また予想外に日程が長引く場合は、事前に連絡することも必要です。

 

 

一網工業株式会社ならできること

今回の記事では、外壁塗装の臭いの対象法と解決方法についてご紹介してきました。

はじめから対象法が解っていれば塗装工事を依頼するときに失敗したと思うこともなくなります。
是非ご参考にされ、見積もりをご依頼するときにはご遠慮なく不安なことやこうして欲しいことをお伝えください。
 
外壁も屋根も見た目が悪いと悪印象を与えてしまいます。
綺麗な家にしたいと外壁塗装工事を依頼しても、臭いで体調が悪くなってしまったりご近所の方とトラブルになってしまっては元も子もありません。
頼んでよかったと思っていただけるよう親身になり対応させていただきます。
 

外壁塗装や屋根の補修の業者選びで迷ったときには、ぜひ「一網工業株式会社」にご相談ください。

「一網工業株式会社」は外壁塗装の専門店として、お客様が安心してご依頼をいただけるよう、ニーズに合った外壁塗装をご提案いたします。

外壁塗装でお困りの際は、お気軽にご相談ください。