外装リフォームをご検討中の方は、施工後の仕上がりや費用面など、気がかりなことが多いかもしれません。 外装は住まいの顔ともいうべき大事な場所です。景観を美しく見せるだけでなく、痛みやすい部分の補修も重要です。そこで今回の記事では、外装リフォームの流れと4つの注意ポイントについてお伝えします。
外壁塗装と外装リフォームの違いって?
外壁塗装とは外壁を塗装し、補修することです。一方で、外装リフォームは壁だけでなく屋根も対象になっており、必要に応じて補修や交換を行います。
外壁の汚れや20年以上メンテナンスを行っていない場合は、リフォームが必要な場合が多いでしょう。将来的に売却を考えている場合は、問題が起こる前に外装リフォームを実施すると価値が上がります。
リフォームにおける4つポイント
簡単な流れと業者選び
業者を選択するときの1つ目のポイントは、リフォーム後も長く付き合っていける業者を探すことです。
外装リフォームは、現地調査から始まります。現地調査を行わずとも概算は出せますが、現地を確認した方が正確な金額を出してもらいやすいです。次に打ち合わせを行い、施工後のイメージや補修プランなどを提示し、承諾後に契約が成立します。その後、スケジュールを決めてようやく着工となる流れです。施工後の定期的な点検も忘れてはいけません。
点検を依頼する場合、別の業者に補修してもらうよりも、依頼実績のある業者に申し込んだ方がよいでしょう。なぜなら、依頼実績のある業者であれば、以前の状況を把握しているので、同一カラー塗装をしてもらうことも簡単です。
リフォームのときだけでなく、その後のメンテナンスも含めてお付き合いできる業者を選ぶのがおすすめです。
あらかじめ施工後のイメージを持っておく
2つ目のポイントとして、施工後のイメージを意識しておきましょう。
せっかくの機会なので「今までとは違うリフォームをしたい」「塗装の色を変えたい」など、希望をしっかりと伝え、業者との施工イメージを共有しておくと納得のいくリフォームになります。
たとえば、もとの塗装からまったく違う色に変更したり、断熱性の高い壁に変えたりするなどです。
塗装を行うときは基本的に好きな色を選べますが、お住まいの地域によっては外壁に使用できる色が制限されていたり、派手な色で塗装したあとに景観をめぐって近隣住民とのトラブルに発展してしまったりするケースもあります。外壁は一度塗装するとすぐには変更できません。景観を意識しながら慎重に選択しましょう。
また、使用する塗料ごとに耐水性や仕上がり具合や価格が異なります。色の違いで性能差が出るよりも、塗料の種類による性能差の方が大きいので、塗料の詳細が気になる方は事前に業者へ確認をしておきましょう。
外壁の種類は、泥のような質感の材料を塗り固めて作るモルタル外壁や「サイディングボード」と呼ばれるパネル状のサイディング外壁などがあります。モルタルからサイディングに一新することや、古いサイディングを新しいサイディングへ入れ替えることも可能です。
ただし、外観が綺麗になっても強度が下がると意味がないので、張り替えや入れ替えを行う前に、柱や土台の状態を調べることも大切です。
劣化を見逃さない
3つ目ポイントは、少しの劣化でも補修してもらえることです。補修工事は家の状態により、内容が異なります。劣化はあるけれどひどい状況ではないので、修繕は必要ないと考えがちですが、見た目だけでは判断できません。
たとえ小さなひび割れであったとしても、老朽化を早める原因となります。ひび割れの目安は、幅1mm以上だと工事が必要です。幅が1mm以上になると隙間から内部に向かって雨水などが浸透し、建物の劣化につながるので補修は急務です。早期の発見ならば、リフォーム費用も安く抑えられます。
相場やサービスを確認する
4つ目のポイントは、あらかじめ相場やサービスを調べて発注することです。
相場よりも安い金額の設定で、ずさんな施工をしている悪徳業者も存在しています。技術力を確認するのはもちろんですが、費用が高くてもアフターフォローがしっかりしている業者を選びましょう。
保証期間が長ければ、結果的に費用が安くなることもあります。相談からリフォーム完了までしっかりコミュニケーションをとり、塗装やリフォームの職人がすぐにできて直接チェックをしてくれるよう業者なら、安心して任せられるでしょう。
まとめ
外装リフォームは景観をよくするだけではなく、劣化補修を行います。前述のように外装は雨風を受けるため、劣化しやすいです。専門的な分野なのでよくわからない方は、信頼できる業者を見極めておきましょう。
「一網工業株式会社」では、住宅の外装リフォームも請け負っております。外壁塗装の専門店ですが、雨どいやベランダなどの修理やひび割れなどの補修も可能です。弊社では建物の確認や見積もりを無料で行っており、塗料の種類や補修の内容についても丁寧に説明いたします。
説明内容に疑問を持たれた場合は、遠慮なく質問してください。相談後に契約を差し迫ることは決していたしません。技術面だけでなくスタッフにも安心と信頼ができる外装リフォームを検討している方は、気兼ねなくお問い合わせください。