知らないと手遅れに?家を維持するために必要なポイントとは?

一戸建てのマイホームにあこがれている人や、マイホームを持っている人は多いですが、一戸建ては建てたら終わりでありません。建ててから経過した時間によって、家は経年劣化していきます。そのため、家を長く持たせるためには管理が必須です。

 

今回は、家を長く持たせるために知っておくべきポイントについて、ご紹介します。

一戸建ての維持管理のポイント1:屋根

屋根は雨風や紫外線によって最もダメージを受けやすいです。また地震や雪でダメージを受けたりずれたりするため、定期的に補修点検をする必要があります。

とくに屋根で見ておかないといけない場所を、以下でご紹介します。

屋根で最も補修点検をする必要がある場所1:棟部

棟部とは屋根の頂上部分に当たります。基本的に屋根は三角形の形をしているため、すぐにどこかわかるでしょう。この部分は雨や地震によるダメージは少ないのですが、風の影響を受けやすいです。

とくに棟部付近の漆喰が剥がれてしまったり、錆がついてしまったりして、穴が空いて雨漏りすることがあります。コーキングや張り替えなどを行い、対応しましょう。

屋根で最も補修点検をする必要がある場所2:谷部

谷部とは、棟部と正反対で三角にへこんでいる場所です。この谷部ですが、谷樋という雨樋が設置されており、ここで雨水を流れやすくしています。この部分が壊れると雨水やゴミが落ちにくくなり、屋根にとどまり続けてしまうため、屋根の腐食や雨漏りの原因となってしまいます。谷部は目視では見にくい所ですので、何かしらの方法で確認しましょう。

屋根で最も補修点検をする必要がある場所3:外壁際

外壁は、屋根と外壁のつなぎ目部分が弱いです。この部分は角度がついているため、防水処理が一番弱くなっています。普段はこの部分に雨風が直接当たることはありませんが、台風や暴風のときには直接当たってしまうため、防水処理が劣化し、雨漏りの原因となっています。実際に屋根の上に乗るのは危険なので、鏡などを使って確認しましょう。

一戸建ての維持管理のポイント2:外壁

外壁は雨風にさらされる部分であるため、劣化しやすい場所でもあります。とくに外壁材のひび割れや剥がれが起きやすく、水の浸食を招いて家の寿命が短くなってしまいます。外壁に以下でご紹介するような症状がでていたら、要注意です。

外壁の要注意ポイント1:チョーキング現象

チョーイング現象とは塗装の劣化のことです。外壁が劣化してくると塗装が剥がれてしまい、触っただけで粉が付着します。外壁と同じ色の粉が付着するので、大変わかりやすいはずです。

このチョーキング現象が発生したら新しい塗料を塗るか、業者に依頼するようにしましょう。

外壁の要注意ポイント2:構造クラック

構造クラックとは幅0.4mm以上の深いひび割れのことです。外壁の下地部分までひび入っていることが多く、このひびから雨水や害虫が侵入します。この構造クラックは外壁の劣化以外にも地盤沈下や建物自体の歪みでも発生します。そのため、塗装以外にも業者の調査も依頼しましょう。

外壁の要注意ポイント3:色褪せ

外壁は雨風や紫外線にさらされているため、色褪せが起こりやすくなります。外壁が変色しているだけだと放置しがちですが、塗料の役割が弱くなり、カビや苔が発生します。外壁の保水量が増えると外壁の腐食の原因となるため、塗料を塗り直して対処しましょう。

一戸建ての維持管理のポイント3:床下・基礎

床下は確認しにくい所ではありますが、シロアリによる土台の破損、配管の錆による水漏れなどが発生します。気づきにくい部位ですが、家の寿命を左右する重要ポイントであるため、点検は必須です。

ここからは、床下のチェックを行うときに、どこに注目するべきか紹介していきます。

床下の点検ポイント1:湿度

床下は湿度が高いとカビのような臭いを放ちます。臭いも不快なものですが、何よりやっかいなのはシロアリです。シロアリは湿気を好む傾向があるため、湿度が高いと住処にされてしまいます。そのため、床下の湿度を適切に管理できるように、調節しましょう。

床下の点検ポイント2:配管

床下には水やガスの配管が通っています。この配管から水漏れが起きると床下の湿度が上がり、シロアリの住処となってしまったり、木材が腐食してしまったりします。木材が腐食すると修繕するのが大変なので、配管から水漏れがある場合はすぐに交換しましょう。

床下の点検ポイント3:断熱材の有無

最近の家は、床下に断熱材が入っていることが多いです。この断熱材は、家の気密性を上げるために必須となっています。気密性が落ちると床暖房の効率低下や床下の湿度維持にも影響をきたします。

そのため、断熱材の落下や破損などの現象が起きると、断熱材の効果が薄れてしまいます。断熱材はDIYしにくいものですので、必ず業者に依頼するようにしましょう。

まとめ

家の状態を維持するためには、お金も手間もかかります。日ごろから自分で点検補修をすることで維持費を抑えられますよ。自分でなかなかできない所は業者に依頼するなどして、危険な目にあわないようにしましょう。

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