リフォームに最適な時期を知りたいなら、築年数を目安にしましょう。ただし問題が発生した場合は、築年数に限らずリフォームが必要です。問題が出ているのに放置していると、工事費用も高くなりますし、住居の寿命も短くなります。ぜひ、最適なリフォームの時期を知って大切な住居を守りましょう。
最適なリフォーム時期を知りたい
快適に暮らすためにはリフォームが必要です。リフォームをする時期にはっきりとした目安はありません。ただし、最適な時期を逃すと余分な費用や時間がかかります。外観と内装など、リフォームに最適な時期を見ていきましょう。
外壁のリフォーム時期
外壁の塗装は、築年数が10年以上になると塗り替えが必要になってきます。ただし外壁塗装がサイディングの場合は、塗り替えではなく張り替えをしないといけません。
外壁は年月が経てば必ず劣化します。ひび割れやコケが生えるなどのサインが現れたら、外壁塗装のタイミングです。もし外壁を長持ちさせたいなら、10年を節目に塗装するのがおすすめです。
屋根のリフォーム時期
屋根も外壁と同じように、10年を節目に塗り替えるのがおすすめです。
外壁と屋根を同時にリフォームすると費用も抑えられます。屋根は外壁よりも変化に気づきにくく、知らないうちに劣化が進みます。とくに雨漏りやひび割れが起きた場合は、リフォームが必要です。
もし、屋根の劣化を抑えたいと考えているのであれば、定期的なメンテナンスを行いましょう。
リフォームに最適な時期【築年数編】
リフォーム時期の目安になるのが築年数です。家は年数が経つほどに古くなってしまうものですので、築年数を一つの目安にして、リフォームの時期や場所を確認しておきましょう。
①築年数5～10年
早めのリフォームをするなら、築年数5～10年が目安となっています。しかし、浴室のドアや天井、室内の壁や外壁に問題が発生したらリフォームのタイミングです。
設備が使えているうちにリフォームをしておくと、寿命を延ばせます。とくに木造建築の場合は、早めにリフォームしておかないと劣化が早くなりますので、注意しましょう。
②築年数10～15年
築年数が10～15年の場合は、水回りの設備(キッチンやトイレなど)のリフォームをする時期です。水回りの設備は普段からよく使うので劣化しやすいです。
この頃には、屋根や外壁にも劣化が見え始めます。外壁の塗装が剥がれるなどの問題が出たら、リフォームをしておきましょう。もし余裕があるなら、室内の壁紙を貼り変えるなどのリフォームをしておくと安心です。
③築年数15～20年
築年数が15～20年の場合は、大規模なリフォームを考えなくてはいけません。15年以上経つと、給排水管の不具合や見えない場所などに問題が出ます。木造建築なら、白アリの被害にあっていないか、確認することも重要です。
家の寿命を延ばすためにも、リフォームの時期を逃さないようにしてください。
④築年数20年以上
築年数が20年以上の場合は、増改築も候補に入れる時期です。なぜなら住宅の耐用年数は30年が目安になっており、住宅の構造による差はあるものの、大抵の住宅では大規模なリフォームが必要になるからです。
また、築年数が20年以上になると、二世代住宅などライフスタイルの変化が出てくるでしょう。増改築を行えば、同居家族も生活しやすくなりますね。
リフォームに最適な時期【部屋別編】
リフォームが必要な理由は、住宅の設備に破損が出るからです。外壁や屋根が剥がれたり、水回りが故障したりする問題は避けられません。とくに雨漏りや木造建築の白アリ被害などはすぐに対処しないと手遅れになります。リフォームの時期を逃すと工事費も高くなるので、いつやるのかが重要です。
①浴室の場合
お風呂のリフォームをするなら、築年数10～15年頃に行いましょう。お風呂は長く使うとカビや汚れ、壁がひび割れるなどの問題が出ます。見た目が変わっていなくても劣化は進んでいますので、リフォームのタイミングを逃さないでください。
②台所の場合
台所のリフォームをするなら、築年数10～20年頃に行いましょう。余計な出費が出ないうちに、何か問題が起きたときには素早く対処してください。
とくにガスコンロやIHヒーターなどは火事が起きる可能性もあるので、放置は危険です。
③トイレや洗面所の場合
トイレや洗面所のリフォームをするなら、築年数10～20年頃に行いましょう。トイレはひび割れなどの問題がなかったとしても、部品や配管などの耐用年数は30年が限度です。
また洗面所の場合も、排水管などの耐用年数が10～15年が限度です。水漏れや水の流れが悪くなるなどの問題が出る前に、早めにリフォームを検討してください。
④リビングの場合
リビングのリフォームをするなら、壁紙は5～10年頃、床は10年頃と、目安の時期が異なります。時期のズレは、時間が経つほど、見えない場所に問題が発生するという理由があるからです。
もし壁紙を変えるのであれば、全体を一気に張り替えましょう。部分的な張り替えならDIYでも可能ですが、床は業者にお願いする必要があるので、時期が来たらかかる費用も計算しておくと安心です。
リフォーム時期を逃さない！
リフォームには最適な時期があります。その時期を逃してしまうと、設備の故障や建物の老朽などの状態が進み、工事費が高くなるからです。また、交換や解体などにも時間がかかります。工事期間中は設備が使えなくなるので、工事期間はできるだけ短くしたいでしょう。定期的なメンテナンスを行えば工事費用も安く済み、工期も短くなるなど、メリットも大きいです。
したがって、リフォームの最適な時期を見逃さないようにすることが大切です。
まとめ
今回の記事では、リフォームに最適な時期や目安などについて解説してきました。住んでいる以上、家の経年劣化は止められません。最適なリフォーム時期を知らないで放置すると、劣化がひどくなり工事費も高くなります。そのため、フォームを行う時期が重要です。
もしリフォームをお考えなら、ぜひ「一網工業株式会社」にご相談ください。「お得」「丁寧」「安心」をモットーにリフォームのお手伝いをいたします。
