外壁塗装にかかる期間はどれくらい？工程別に所要期間を説明します

外壁塗装にかかる期間はどれくらい？

外壁塗装を検討するとき、塗装にかかる期間がどの程度なのか気になる方も多いでしょう。

今回は、外壁塗装に必要とする期間を工程別にご説明します。期間が延長する状況や、必要な工程についても詳しく解説していきます。

外壁塗装を開始してから完成まで、どの程度の期間を必要とするのでしょうか。以下では、工程に沿って説明します。

住宅の外壁塗装をおこなう場合、必要な期間は7～10日程度になります。

ただし、屋根の塗装もあわせておこなう場合は、10～14日間はみておきましょう。したがって、10～14日間を目安にしておくのが無難といえます。

次に各工程別に必要とする期間を説明していきましょう。

最初に足場を設置します。これは、高所での塗装を安全かつ効率よくおこなうために必要不可欠な作業です。

さらに、外壁を洗浄する際の水や塗料の飛散を予防し、塗装中の外壁を雨や風から守るため、保護シートを取り付けます。通常これらの作業は1日かけておこなわれます。

次に、高圧の水を用いて外壁の汚れを取り除きます。汚れた外壁の上に新しい塗料を塗ることはできないため、決して外せない工程です。

高圧洗浄自体は1日ほどで終了しますが、洗浄後1～2日間は待ち、外壁を乾燥させます。

次に、塗装しない、あるいは塗料が付着すると困る場所に、塗料の飛散を防ぐ作業をおこないます。これを養生と呼び、通常マスキングテープや保護シートを貼りますが、半日程度で終了する作業です。

そのほかにも、剥がれそうな塗膜の除去や、外壁のひび割れを補修する工程が必要です。この工程を「下地調整」と呼びます。

古い塗膜が剥がれてしまうと、上から重ね塗られた新しい塗膜も剥がれてしまうため、下地調整で古い塗膜を除きます。これらはあわせて、1日程度かかるとみておくとよいでしょう。

いよいよ外壁の塗装です。塗装には「下塗り」「中塗り」「上塗り」という工程があり、それぞれ1日ほど必要になります。

下塗りは専用の塗料を使い、新しく塗る塗料と下地の接着が目的です。

中塗りは、上塗りと同じものを使います。中塗りは、上塗りする前の平滑な下地を作ること、塗膜に厚みをもたせて塗料を長持ちさせることが目的です。中塗りの工程で塗料の乾燥時間を短縮してしまうと、完成後のトラブル発生の原因になるので、しっかりと時間をかけて乾燥させます。

最後に仕上げの上塗りです。塗面のムラやもれを防ぎ、美しく仕上げることが目的です。下塗り・中塗り・上塗りは各工程に1日を要し、それぞれの工程に乾燥期間を設けます。

なお、屋根の塗装をおこなう場合は屋根用の塗料を利用しますが、3回にわけて乾燥期間を設けて塗装する工程は同じです。

したがって、外壁塗装に屋根も含めると、合計6日間ほど必要になります。

塗装の仕上がりを確認し、問題がなければ完了です。足場を解体し、保護シートを取り除いて撤収作業をすすめます。以上の工程が、外壁塗装の工程別所要期間になります。

実際は土曜・日曜日をはさむため、職人の休みが必要です。

また、次に説明する理由で期間が延長することもあるため、10～14日間ほどを外壁塗装の期間として見込んでおくとよいでしょう。

次に外壁塗装の期間が延長する可能性がある状況をご説明します。

塗料の効果を長持ちさせるためには、塗装の各工程でしっかりと乾燥させることが重要です。

しかし、降雨や日照時間の短い冬場はどうしても乾燥時間が延長してしまいます。完成まで雨を避ける必要があるので、たとえ小雨でも工事を中断することがあるのです。

職人の安全確保のために、とくに風の強い日は工事を中断する場合があります。

多少の風であれば工事は続けられますが、安全はなによりも優先されるべきことです。現場の判断で中断する可能性があることは理解しておきましょう。

今回は、外壁塗装の期間は10～14日間を想定しておく必要があることを、各工程の解説を交えてお話しました。

実際の工事では、塗料や外壁の状況によって、期間はさらに前後する可能性もあります。ある程度限られた期間内で外壁塗装を検討している場合は、早めに専門家に相談をして準備を進めておくことが望ましいでしょう。

関東近辺で外壁塗装を検討されている方は、ぜひとも「一網工業株式会社」までご相談ください。

皆様のご要望にお応えするため、工事の準備から完成まで、必要となる期間をしっかりとご説明いたします。皆様からのお問い合わせを、心からお待ちしております。